簡単にできる「ふるさと納税のはじめ方」

ふるさと納税という言葉を頻繁に雑誌やテレビで聞くようになった。そんな話題の“ふるさと納税”を、昨年だけで100か所、200件以上行ったという金森重樹さんに、楽して得する裏技を語ってもらった!  実際にふるさと納税をするのに、どんな手続きが必要なのか? 図にもまとめてみたが、おおまかな流れは次の通りだ。 ふるさと納税の手続き(1)まず自治体のウェブサイトを見て、どんな特典があるかを確認 (2)自治体がウェブサイトにアップしている申込書に必要事項を記載し指定の方法で申し出をする (3)自治体から寄付受け入れの連絡がきたら、指定の方法で寄付 (4)確定申告用に寄付の証明書が送られてくる (5)確定申告書に証明書を添付して申告するという  確定申告というとサラリーマンには馴染みが薄いかもしれないが、難しいことはない。国税や各自治体のHPに記入の仕方は書いてあるので、それに沿ってやれば30分もあれば完遂できる。 【年収別】寄付金の上限額の目安⇒http://hbol.jp/?attachment_id=3368 ふるさと納税 こんなお得な“納税”ならいくらでもやりたい! と思ってしまうところだが、“ふるさと納税”ができる上限は、所得や家族環境によって細かく変わる。例えば年収約500万円の単身サラリーマンの場合は、寄付金額の目安が3万4000円。各自治体で特典がもらえる寄付金額は最低5000円からで、1万円単位のものが最も多いので、このケースだと1万円の寄付を3本と5000円の寄付を1本できると考えればよい。それによって、  お米・15kg/日本酒2升/豚肉2kg/スイーツ  が自宅に届く。およそ2000円の負担でこれらがもらえるのだから、サラリーマンでも十分得することがおわかりいただけるだろう。  さらに年収が700万円を超えると上限金額が6万円弱と見過ごせないものになる。確定申告をしている自営業者はもちろん、一般サラリーマンも指をくわえて見ているだけではもったいないのだ。 【金森重樹氏】 東京大学卒、企業グループオーナー。ふるさと納税初のガイド本となった『完全ガイド 100%得をする「ふるさと納税」生活』は発売からわずか1か月で4万部のベストセラーに ― 絶対儲かる[ふるさと納税]裏技ガイド【2】 ―
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