米寒波災害の中、バカンスで炎上する共和党大物議員。その一方でAOCの迅速かつ現場主義の行動が賞賛
お膝元の災害で手のひらを返したクルーズ議員
自宅前でマリアッチ・バンドが怒りのライブ
“共和党上院議員は先週、テキサスの災害危機の最中、家族をメキシコに飛ばしたことで広く批判された” “クルーズ氏は先週、何百万人もの人々の電力と水の供給に打撃を与え、テキサス州を苦しめた致命的な冬の嵐の間、彼の家族をメキシコの街に飛ばしたことで大炎上している。カンクンに飛んだあとの木曜日(2月18日)、テキサス州に戻ったクルーズ氏は、娘たちのために「よい父になりたい」と休暇を計画したが、「正しいことであるように感じなかった」ので戻ってきたと記者団に語った” 「家族サービスが理由」と娘たちを盾に取った言い訳はやはり苦しかったのか、結果はご覧のとおり。マリアッチ・バンドの調べを耳にしたクルーズ議員は何を思っただろう。 大統領選の騒乱、連邦議事堂襲撃事件、そしていまだに終わりが見えないコロナショックと、次々試練が押し寄せるアメリカ政界だが、テキサスへの寒波襲来については、民主党に軍配が上がったと言わざるを得ない。 AOCを含むプログレッシブ議員たちに対しては、前出のとおり民主党も一枚岩ではないが、身を以て支援にあたる彼らの声は、これからも重さを増していくだろう。 <取材・文・訳/林 泰人>Who sent the mariachi band to @tedcruz’s house today?!?!? 😂😂😂#CancunCruz pic.twitter.com/5inOBRGwnA
— Ryan Graney👩🏻🦰 (@RyanEGraney) February 22, 2021
ライター・編集者。日本人の父、ポーランド人の母を持つ。日本語、英語、ポーランド語のトライリンガルで西武ライオンズファン
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