五輪担当相に再任された丸川珠代。過去の強烈なヤジや日本会議との関係を振り返る

小池百合子都知事とは犬猿の仲?

 東京で開催されるオリンピック・パラリンピックの大臣としては、東京都の小池都知事との密な連携が不可欠となります。しかし、丸川氏はかねてより、小池都知事との「不仲」がささやかれているのです。  はじめにその不仲が明るみに出たのが2016年の東京都知事選でした。丸川氏は、小池氏の競合候補の応援演説に繰り返し登壇し、小池氏を「スタンドプレーばかりうまい人」と酷評。さらに、党都連の批判をしていた小池氏を指して「内輪の話に終始する人はいらない」とも発言しています。  また、IOC(国際オリンピック委員会)と組織委員会の会合で、日本語通訳が入り、どの出席者も日本語で発言する中、小池都知事が英語で発言をすると丸川氏も英語で続き、周囲は「どんだけ張り合っているんだよ!」と呆れていたといいます。  「女性」であり「若い人材」であるという点、菅総理の立場も理解し、大臣ばかりか五輪相の経験という大きな利点を持つ丸川氏。一方で、批判が集まりやすい発言をしてしまう経歴や小池都知事との不仲。開催の可否も含め、どういった手腕を発揮するのか注目が集まります。 <文/Mr.tsubaking>
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