FXで億超えをするには何が必要なのか? FX億り人が初心者に伝えたい「1億円への第1条件」

 将来不安から高まる投資熱。今から投資を始めたいと考えている人も多いはずだ。そこで、軍資金100万円から資産1億円を手にする方法を初心者にもわかりやすく解説。前回までは株編のミッションをお届けしたが、今回からはFXで資産1億円を目指す方法を伝授する!

FX編ミッション①FXの全体像・資金管理を知る

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イラスト/サダ

 円やドル、ユーロなどの各国通貨を売買し、取引の差額が利益となるFX。株編のミッション①では年利10~20%を目指すメソッドを解説したが、「FXでは月利10%も決して非現実的な数字ではない」と語るのは、FX投資で億り人となった三賢人のひとりである、日本証券アナリスト協会認定アナリスト(CMA)の鈴木拓也氏だ。 「レバレッジ効かせれば、元手の最大25倍の資金を動かして取引できるのがFXの魅力。仮に100万円をレバレッジ25倍で運用すれば、いきなり2500万円の取引ができるということです」  仮に1ドル=100円のときに米ドルを100万円分買い、1ドル=101円になったタイミングで売ったとすると、レバレッジなしでの取引で利益は1万円。しかし、レバレッジ25倍での取引ならば利益も25倍となり、25万円の利益が生まれることとなる。 「無理のない数値としてレバレッジ10倍で月利10%を目指して運用し続けた結果をシミューレションすると、100万円からスタートし、わずか4年1か月で1億円に到達することがわかります」(鈴木氏) FX

損益もそのぶん大きくなりやすい

 だが当然、レバレッジにより短期間で大きな利益を生み出せる一方、損益もそのぶん大きくなりやすいのも事実。だからこそ、ミッション①でまず知るべきは「資産管理の重要性」だと三賢人は口を揃える。 「大前提として、生活余剰金でのみFXを運用すべき。一攫千金を夢見るがあまり、間違っても生活資金や借金で始めてはいけません。初心者ならば運用に慣れる最初の半年~1年はレバレッジ2~3倍。0.1ロットの取引にして、資産を大きく増やすことよりも負けずに経験値を積み上げることに集中しましょう」 通貨単位、ロットってなに? 「通貨単位」とは、FXで取引する際の通貨の最低数量を指す。1通貨単位は対米ドルなら1ドル、対ユーロなら1ユーロなど、各通貨ごとに定められている。さらに、取引額が大きくなりやすいFXでは、通貨単位を「ロット」に換算して取引されるのが常。基本的には「1ロット=1万通貨単位」だが、業者によって異なる場合もあるので売買の際には注意が必要。
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FXで負ける人の9割が“損切りミス”
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