「肉食離れ」は進むのか? 増えつつある「代替肉」製品を食べてみた
2020.10.15
ヴィーガンの文化が世界的な広がりを見せています。その裏には、環境問題への関心と肉食離れがあるようです。そんな中、大手流通グループ「イオン」が、食感や味を肉に似せた代替肉の商品を発売。実際に食べてみました。
世界的な「肉離れ」の現状
イオンから発売されたベジティブ
まずは「大豆からつくったハンバーグ(バジル香るコク旨なトマトのソース)」。食感や味を肉に似せた代替肉の原料として重宝される大豆が原料となっています。レンジか湯煎で温めて手軽に作れるのも魅力で、調理時間はレンジなら2分かかりません。
その味はというと、食感は細挽きされたひき肉に限りなく似ており、これが本物の肉ではないとは思えないほど。逆に、粗めに切られた玉ねぎの食感がアクセントになり、ハンバーグらしい食べ応えを実現しています。
また、その玉ねぎの甘みとマッチするトマトソースは、酸味が抑えられ老若男女に受け入れられやすい優しい味付け。よく観察してみると、粗挽きのハンバーグに見られる見た目の凹凸が少ない部分から代替肉であることがわかりますが、ソースをかけてしまえばそれも気になりません。ただ、咀嚼する中で感じられる香りが肉ではなく豆であることを伝えてきます。
とはいえ、何も知らされずに食べたら代替肉であることはなかなか気が付けないようなクオリティになっています。1個180gというたっぷりの大きさも、満足感充分の一品です。
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