被収容者への虐待が明るみになっても、誰も責任をとらない入管。その中で本音を言う人も

時には本音を言ってくれる人もいると信じている

時には本音を言ってくれる人もいると信じている 私が入管に通う初期のころは職員もピリピリしていて、会話をすることはあまりありませんでした。最近「変わってきたな」と感じるのは、私が話しかけたらちゃんと答えてくれる職員もいることです。  もちろん、すごく冷たくされることもあります。もしかして私に対して適当に嘘を言う人もいるのかもしれません。でも、答えてくれた人のほとんどは本音を言ってくれたんじゃないかと信じています。  彼らが答えてくれるのは「悪い人に見られたくない」「話を聞いてほしい」「自分も辛いことを知ってほしい」という気持ちの現れなのではないかと想像しています。 【ある日の入管 第6回】 文・画/織田朝日
おだあさひ●Twitter ID:@freeasahi。外国人支援団体「編む夢企画」主宰。著書に『となりの難民――日本が認めない99%の人たちのSOS』(旬報社)など。入管収容所の実態をマンガで描いた『ある日の入管』(扶桑社)を2月28日に上梓。
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