「シェアハウス大家業」で高額家賃を得るためのちょっとした工夫

OGA氏

年収370万円の会社員から、副業でシェアハウス大家業を始めたOGA氏。約4年で10棟を取得。今後も物件は増やす予定だ

「シェアハウスなら、加速度的に資産を増やせます。工夫しだいで一物件あたりの利回り60%を超えるケースも!」  そう語るのは、ブームになる4年前からシェアハウス投資に参入したOGA氏。働きつつ副業で始めた大家業が、今や月収155万円というから驚きだ。 「私が初めて購入した物件は、すでにリノベーション済みの2世帯住宅。1階に自分が住み、2階の3LDKを4万円の賃料で3部屋貸し出しました。この物件の場合、通常の賃貸不動産投資であれば一部屋あたりの賃料は9万円程度ですが、それが最大12万円にまで膨らませられて利回りは23%。入居者全員が退去することはまずないので、借り手不在で収入がゼロになるリスクをヘッジすることもできます」  利益をプールし、次の物件を購入する頭金に充当。5か月後には2軒目を購入した(利回りは最大13%)。物件数が増えるにつれて収益率が増加する点が、シェアハウスが加速度的に資産を増やせる理由のようだが、どうすれば掘り出し物を見つけられるのか? 「一般的な不動産サイトで『山手線内で600万円』と検索するだけでも、シェアハウス向きのお宝物件は見つけられますよ。ただ、古い家屋が大半なのでリノベーションが前提ですが……」  では、入居者が住みたくなる物件改造のコツはあるのだろうか。 「シャワー、トイレを3人に1つずつ配置すること。そして、できるだけ元の間取りを活かすことです。そうすれば、たとえ空室が出ても、紹介サイトに書き込んで、近隣へのチラシのポスティングをすれば、1か月たたずに新たな入居者が現れますよ」  シェアハススという高収益マンションがあれば、脱サラさえ可能だ。
シェアハウス

川崎市に所有するシェアハウスの内装。自身が更新するブログでは詳しいノウハウを公開している。http://ameblo.jp/ogabank/

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