マイナポイント対象決済サービスを徹底比較。もっともお得なのはどこなのか?

メルペイは抽選で1000万円分の付与も

 一攫千金を狙いたいなら、メルペイやPayPayに注目だ。2社とも抽選で総額1億円相当のポイントを付与するキャンペーンを実施しており、メルペイは1等1000万円分が1人に、PayPayは1等100万円分が10人に当たる。メルペイは2000円相当分上乗せに加えて抽選にも参加できるが、PayPayは抽選のみ。そのためQRコード決済の最大手で使い勝手のいいPayPayは当選しなければ上乗せはゼロで、他社のほうがお得という結果になるのが悩ましいところだ。  特典額ではゆうちょPayも2000円と魅力的だが、登録できる口座はゆうちょ銀行の口座のみ。楽天ペイは現状上乗せはないが、楽天カードと組み合わせれば常時1.5%が還元されるので、マイナポイント特典にこだわらなくてもお得になるケースもありそうだ。  マイナポイントは’21年3月までの制度なので、各事業者が秋以降に特典を「後出し」で追加してくる可能性もあり、今は様子見するという手もある。  ただし、各社の特典の中には申し込み期限が設定されているものもあるうえ、マイナポイントの事業予算にも上限があるので、あまりのんびりはできない。想定以上に利用者が増えれば5000円相当の還元も受け取れない可能性がある。「特にマイナンバーカードをまだ持っていない人は、発行の手続きだけは急ぎたい」と風呂内氏はアドバイスする。  というのも、マイナンバーカードは申請から受け取りまで2~3か月程度は見ておく必要があるからだ。一方で早くマイナポイントの申し込みができた場合も、還元対象は9月からなので、うっかり8月中に高額チャージすることのないよう注意したい。

主なマイナポイント対象の決済サービス一覧

※すべて8月11日時点の情報を基に作成。 ▼電子マネー ・Suica(JRE POINT) 最大1000円相当 ○メリット(キャンペーン情報) JR東日本共通ポイントのJRE POINTに登録したSuicaでチャージすれば1000円相当のポイント付与。さらにクレカ「ビューカード」でチャージすれば2500人に2000円相当が当たる。 ×デメリット カード型よりも還元率の高い「モバイルSuica」にしないと損。ポイントを貯めるにはJRE POINTの登録が必須。 ・WAON 最大2000円相当 ○メリット(キャンペーン情報) チャージ額の10%、最大2000円相当のポイントが還元される。キャンペーンはシンプルで還元率も高いので、普段イオン系列で買い物をしているのなら、迷わずマイナポイントを紐づけたい。 ×デメリット ローソンや吉野家など提携店は増えているが、楽天ペイやLINE Payなどのライバルと比べると使える店は少ない。 ▼QRコード ・d払い 最大2500円相当 ○メリット(キャンペーン情報) 申し込みで1500円相当、チャージで1000円相当。上限の2万円チャージで、マイナポイントを含め合計7500円相当で、還元率は驚きの37.5%。ドコモユーザー以外でも使えるのは大きな魅力。 ×デメリット 申し込みの1500円相当付与は9月末まで。買い物での還元率はネットでは1%だが、店舗だと0.5%と低くなる。 ・PayPay 抽選 ○メリット(キャンペーン情報) 抽選キャンペーン「マイナポイントペイペイジャンボ」を実施予定。1等100万円相当が10人、2等5万円相当が150人など。8月31日までの登録が必要なため、一攫千金を目指すなら急いで手続きしたい。 ×デメリット これまで大規模な還元キャンペーンを積極的に行ってきたPayPayだったが、マイナポイントの独自上乗せはなし。 ・メルペイ 最大2000円相当 ○メリット(キャンペーン情報) メルカリで買い物すれば1000円相当、チャージで1000円相当で計2000円相当のポイント付与。さらに総額1億ポイント山分けキャンペーンも。上乗せポイントをもらいながら、抽選も楽しめる。 ×デメリット メルカリユーザーにはメリットが多いが、買い物で得られないポイント還元があるなど使い勝手はイマイチ。 ・ゆうちょPay 最大2000円相当 ○メリット(キャンペーン情報) キャンペーンは2種類。まず8月末までにゆうちょPayのアプリを新規ダウンロードし、口座登録を完了すれば500円相当。次にマイナポイントの申し込みで1500円相当。合計2000円相当のポイント上乗せ。 ×デメリット 買い物などでのポイント還元なし。ローソン、松屋など利用可能な店舗は増えているが、まだ十分ではない。 ・LINE Pay 最大1500円相当 ○メリット(キャンペーン情報) 8月25日までの申し込みで、最大15枚の割引クーポンと100円OFFになる「スペシャル特典クーポン」を15枚もらえる。還元率は利用金額によって0.5~2%と変わるので、普段使いに適している。 ×デメリット チャージ額に応じた上乗せポイントはない。クーポンは使える店が限られるので、普段使わない人には不向き。 ・楽天ペイ ○メリット(キャンペーン情報) 独自キャンペーンはなし。マイナポイント5000円相当のポイントが付与されるのみ。これから上乗せ特典が発表されるのか期待したい。ただ楽天ペイは楽天カードに紐づけると還元率1.5%とかなりお得。 ×デメリット 楽天ペイは独自の上乗せポイントがないので、楽天経済圏にいない人は必要性が感じられないかも。 【風呂内亜矢氏】 ファイナンシャルプランナー。ポイントの集め方や活用術などお得情報に精通。近著に『コロナ不況で困った人が「申請」だけでもらえるお金 払わなくてもいいお金』(宝島社)など <取材・文/森田悦子> ※週刊SPA!8月18日発売号より
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週刊SPA!8/25号(8/18発売)

表紙の人/ 奈緒

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