終了後、主催者がインタビューに応じた。
「
半荘できなかったのが非常に残念。黒川さんの遺志を継げずに申し訳ない。本当は賭けてカネをやり取りした後に反省するつもりだったんですけど、私の力不足です。お詫びさせていただきます」(主催者)
謝罪会見だった。
「誰かが(我々の)遺志を継いで完全警護の下、第2回をやってくれるかもしれませんが」(主催者)
「
黒川さんは常習だったのでは?」(私)
「
我々も常習していかないと」(主催者)
黒川氏の写真と産経・朝日新聞とともに
「健康広場」は閉鎖されたが日比谷公園自体は開いていたので、一行は広場外の公園内で一休み。すると、「黒川杯」のネット中継やTwitterでのリポートを見て駆けつけた報道陣がパラパラと到着した。
うち一社のテレビ局の取材を受けつつ、主催者と参加者たちが撮影用にまた雀卓を準備。牌を並べ、黒川氏の顔写真や朝日・産経新聞を卓上に置いた。
まだ遠巻きに見張っていた警官(たぶん)が近寄ってきたが、主催者たちが「撮影用です」と説明すると、それなら構わないという態度で引き下がった。
せっかくなので私は財布からなけなしのお札を出して卓上に並べた。すると、別のスキンヘッドの警官(たぶん)が「賭けてるの? 賭けてるの?」と詰め寄ってきた。「撮影用だ」と言われると、「賭けてるんじゃなくて撮影用に出してるだけ? 考えたな」と言って遠ざかっていった。
「撮影用」なら、麻雀をしようが卓上にお金が置かれていようが問題ないらしい。ならば、次回以降は「
撮影用テンピン麻雀大会」にすれば警官(たぶん)は邪魔をしないのだろうか。