500万ツイートが示した国民の声に総理は何と答えたか? 信号無視話法分析してみた
国民の怒りを総理はどう受け止めているのか?
宮本徹議員:「私は先ほど総理にお伺いしたのは、これだけたくさんの方がTwitterで、著名人の方が、まで含めて市民・国民が意思表示したかつてない事態ですよ。これをどう受け止めているのかということを伺ってるんです。その点をお伺い、答えてください。」
安倍総理:
「あのー、 先ほど答弁した通りであります。(赤信号)」
宮本徹議員:「全く国民の怒りをですね、全く国民の怒りにですね、答えてない。国民の声に耳を傾けるつもりもない。そういう姿勢にですね、国民はますます今度の検察庁法を通そうということに危惧を持つと思いますよ。検察庁法の改正案は撤回すべきだということを強く申し上げて質問を終わります。 」
総理は「先ほど答弁した通り」と平然と述べているが、先ほど確認した通り、総理は先ほども質問には全く回答していない。露骨に答弁を拒否しており、赤信号とした。
結局、宮本徹議員が検察庁法改正に抗議するTwitterデモ500万件の受け止めを4分間にわたって2回質問した結果、安倍総理は回答にあたる言葉を一言も述べなかった。
最後に、冷静に考えてみてほしい。
やましいことがない人間がこんな振る舞いをするだろうか?
この質問に全く答えないという総理の行為自体が検察庁法改正は内閣による検察への人事介入を目論んでいることを如実に示しているのではないか。
<文・図版作成/犬飼淳>
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