医療崩壊を招きながら”火消し役”に化けた!?「コロナのたぬき」小池都知事の変わり身の早さ
23回目の“記者排除”。会見終了後に声かけ質問をするも無視
墨東病院の「マスク不足」などのSOSを東京都が隠蔽した!?
もうガックリだ。1ヶ月以上前からマスク枯渇訴えていた墨東病院が院内感染で新規受け入れ中止。都内随一の能力で、時にエクモ複数台回してコロナ重症者救命に全力で努力していた。東京に4ヶ所しかない高度救命救急センター1ヶ所が受け入れ中止になったら何が起きるか想像もつかない。都は見殺しにした pic.twitter.com/d4nnbs8D1o
— 伊藤隼也 (@itoshunya) April 18, 2020
クルーズ船「ダイヤモンド・プリンセス」の実態を告発した岩田健太郎教授(神戸大学病院感染症内科)と電話会議をした原口一博・国対委員長(国民民主党)は4月20日の会見でこう述べた。 「(都立墨東病院は)日本に冠たる病院です。その病院が外来や手術を諦めなければならないことがどれほどのことかを政府の人たちや東京都の人たちには考えていただきたい。『都立墨東病院にどれだけの支援をしたのか。その医療従事者の方々にどれだけの支援をしたのか。口では言っているが、本当に見離しているのではないか』という声を、この土日で沢山いただきました」 墨東病院が院内感染で緊急救命受け入れを中止したのは4月21日。国会審議の4日後の3月6日に、都病院経営本部はウェブサイトで「診察に必要な医療用マスクを確保しています」とマスク不足を否定していた。医療現場の悲鳴(SOS)を受け止めて有効策を打つ代わりに、危機的状況を隠蔽改竄した。それを全マスコミは見逃してしまったというのだ。 実際、小池都知事会見でよく指名されるマスコミ記者はこの「マスク不足否定」について一度も追及することはなかった。指名なし(記者排除)記録更新中の筆者が2回連続で、墨東病院のマスク不足について声かけ質問をしたのはこのためだ。 しかし小池知事は、都病院経営本部の隠蔽改竄疑惑について説明も訂正もせず、「大ウソ」と叫んだ私の声かけ質問を都職員のマイク音声でかき消そうとした。自らの怠慢が招いたこの“不都合な真実”を、徹底的に隠蔽改竄する姿勢としか見えないのだ。こんな体制で1ヶ月も続ければ院内感染が出ないわけがない。
— 伊藤隼也 (@itoshunya) April 19, 2020
国会で福山議員がオリンピック病院の窮状と加藤厚労大臣に、この写真を見せてマスク不足解消を迫ったが、全マスコミは墨東病院の窮状と東京都のマスク不足無しという大嘘を看過した。 https://t.co/4HD9LEutFe
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