「国が事前に危険な奴を隔離できないなら、親が責任を持って危険なわが子を社会から隔離すればいいんだ。他人様の子供の命を奪うほどの危険性がある奴に対しては、そいつの親が責任を持って、事前に世の中から抹殺せよ」
「苦渋の決断でわが子を殺した親に対しては、世の中は拍手を送ってもいいだろ。国に代わって、世の中に代わって、異常・危険分子を排除したんだからね」(以上、『
まっとう勝負!』小学館)
橋下は子供の挨拶の仕方が悪ければ蹴りを入れるという。子供をバットで殴ったり、長時間にわたり投げ飛ばしたこともある。
「口で言って聞かなければ手を出さなきゃしようがないですよ」(2008年10月の府民討論会 朝日新聞
Internet Atchive)
■大阪都構想について
「大阪市が持っている権限、力、お金をむしり取る」(2011年6月29日 読売新聞
Internet Archive)
「(大都市局の職員らに対して)数字は何とでもなる。見せ方(次第)だ。もっと何か乗せられないか」「もっとしっかり効果額を積み上げてほしい」(『読売新聞』2013年8月10日)
当初、維新の会は
「最低でも年間に4000億円」の財源を生みだすとしていたが、粉飾が発覚。そのうち、「
財政効果はあまり意味がない」と言い出し、最後には「
財政効果は無限」と言い出した。
そして、「今回が大阪の問題を解決する最後のチャンスです。二度目の住民投票の予定はありません」(大阪維新の会の公式HP
Internet Archive)と言いながら、
否決後3ヶ月もしないうちに、再び「都構想」をやると言い出した。
「ウソをつかない奴は人間じゃねえよ」(『
まっとう勝負!』小学館)
橋下は破れた革ジャンを仕入れて高値で売り、友人が批判すると「気付かずに買うのはお人よしや」と答えたという。また、「広がる橋下ネットワーク」という自己紹介パンフレットには、実在しない公認会計士や税理士らの名前がずらりと並べられていた。橋下同期の弁護士たちが「こんなもの配ったら懲戒請求されるぞ」と警告すると、橋下は「だって、本名書いたらバレますやん」と答えたという。(『毎日新聞』2012年4月15日)
一部ではあるが、橋下徹という人物を知る上で参考になりそうな発言をピックアップしてみた。
橋下は繰り返し政界復帰を否定しているが、2007年には大阪府知事選への出馬の準備を進めながら「(立候補は)2万パーセントあり得ない」と言っていた人物だ。
引き続き、社会全体で監視していく必要がある。
※文中敬称略
<文/適菜収>