安倍首相の「憲法改正に意欲」を無批判に垂れ流すだけのメディアの不甲斐なさ

安倍内閣総理大臣年頭記者会見

こんなことを言っているが、時事通信の世論調査では安倍政権下での憲法改正の是非については「反対」が45.9%、「賛成」は31.2%。しかも昨年8月より「反対」は4.6ポイント増加、「賛成」は0.9ポイント減であり、「前に進めよ」なんて声はむしろ減っている
(画像/政府インターネットTV)

憲法改正を叫ぶ首相、無批判に垂れ流すメディア

 年頭所感に始まり、1月6日の安倍内閣総理大臣年頭記者会見、7日の自民党党本部で開かれた仕事始めでの挨拶、16日の党の機関「中央政治大学院」の会合における挨拶と、そこかしこで「憲法改正への意欲」をしつこいくらいに表明している安倍晋三総理と、それを無批判に垂れ流すだけのメディアが目に付きます。  しかし、その愚劣な行為を目にして、筆者の脳内であのフレーズが再び蘇ってきました。  実在の議員とほんのり似てる気がしないでもありませんが、あくまでもパワーワードが浮かんだとき筆者の脳内に降臨する「守護霊」なのは言うまでもありませんが、早速登場してもらいましょう!

繰り返される愚行に言いたいことはただひとつ!

20200121お前が改憲言うなアベ1
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おかしなことをおかしいと言えない日本のメディア
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100日で崩壊する政権

漫画だと笑えるけど、これ、ほぼ「現実」です