空き家だった実家を皮切りに「ボロ戸建て」投資が大成功。その秘訣とは?

 あらかじめまとまった資金がないとスタートできないイメージがある不動産投資だが、実は限られた元手でも十分に勝負できる手法は存在する。キャッシュも経験値も今はまだ乏しい「持たざる者」でも、大きな成功を狙える手段を先駆者たちに聞いた!

関東近郊にも稀に出現する高利回りボロ物件をひたすら探索

 現在、関東近郊にあるボロ物件戸建てをメインに投資を行うマッツン氏。理系技術職の会社員であるマッツン氏は体調を崩し、入院したことをきっかけに不動産投資の世界に入っていくことになる。 「入院中、手に取ったマネー雑誌の不動産投資特集で興味を持ち、関東近郊でのボロ戸建て投資の道へ進みました。現在の月々のキャッシュフローは80万円くらいです」  給与収入に頼った生活に不安を感じていたマッツン氏は貪るように不動産投資本を読んだという。 「一番参考になったのが加藤ひろゆきさんのボロ戸建てを再生する手法です。ボロ戸建てのパイオニアである加藤さんに影響を受けて、自分でも戸建て投資を開始しました」  こうして物件探しを始めたマッツン氏だが、彼にとって初となる収益物件は思わぬところからやってきた。
小料理屋

マッツン氏にとっては初めての収益物件となった戸建ては現在も小料理屋として稼働中。「使われていなかった家の荷物を整理して、賃貸募集をかけただけで決まって本当に幸運でした」と振り返る

「石川県にある実家が、誰も住まないまま放置されていたのです。築年数はかなり古いですが、立地はよかったので、僕が中の荷物を整理して賃貸募集をかけたら、家賃10万円で小料理屋が入居しました」

条件の厳しい関東近郊でも粘り強く物件をリサーチ

 幸運な形で初の収益物件を稼働させたあと、マッツン氏は本格的に関東エリアのボロ戸建て探しを開始する。 「国道16号線の内側で表面利回り20%というのが条件でした。ただ現地で内覧しても物件に難があったり、指値が通らなかったりと、この頃は数え切れないくらい物件を見てまわっても購入までは至らない日々が続きました」  それでも粘り強く内覧を重ねるなかで見つけたのが、現在も所有するさいたま市の戸建てだ。 「売り主の事情で現金化を急いでいたこともあり、指値が通り340万円で買えました。この物件はリフォームに約50万円かけましたが、その後、家賃5万4000円で入居者が見つかり、表面利回り20%に。’12 年以来、滞納も退去もなく、入居を続けてもらっています」
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ボロ物件を思い切って新築にして賃貸に
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