韓国公営放送MBC、「週刊ポスト」が徴用工証言を歪曲報道と批判。真相はいかに?

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韓国公営放送が日本の「週刊ポスト」記事を名指しで批判

 韓国の公営放送局であるMBCが、「週刊ポスト」に掲載された記事が完全なる捏造報道であると批判する番組を報道した。  問題となっているのは、12月9日に発売された「週刊ポスト2019年12月20・27日号」の中で、「91歳の元徴用工『日本からの金は要らない』韓国・文在寅政権が隠す肉声を入手!」という記事。ジャーナリストの赤石晋一朗氏が現地取材を行い、元徴用工らの証言を得たという。 「週刊ポスト」は元徴用工の証言をどのように得、また韓国・MBC放送はそれをどのように報じたのか?

「週刊ポスト」は元徴用工の証言をどう書いたのか?

 週刊ポストの記事によれば、元徴用工であった崔漢永氏(91)は、「日本人のほうが韓国人より、いい人が多かったと私は考えています。私が炭鉱で働いていた時代、日本人にはとても親切にされた思い出があります」と答えたという。18歳と年を偽り、15歳で日本に渡ってきた崔氏は、福岡県飯塚市の三菱炭鉱で働いた。記事は崔氏の証言を次のように続けた。 「私は坑道を作る仕事を主にしていました。現場では日本人と朝鮮人が一緒に働いていた。休みは月に1日か2日でしたが、日本人も朝鮮人も同じ労働条件で、同じ賃金をもらっていました。朝鮮人だからと差別や暴行を受けるということもなかった」(同記事より)  崔氏の証言は更に続く。 「(元徴用工が)裁判を起こしても何も得られるものはないよ。この高齢でお金を手にしてもしょうがないだろう。私はお金もいらないし、補償をして欲しいとも思わない」  記事は崔氏のこのような証言を列記しながら、「慰謝料ありきで徴用工問題を語る文在寅政権に、静かに異を唱えているようにも思えた」とインタビューを結ぶ。  記事では崔氏の他に3名の元徴用工のインタビューを行い、「虐待した日本人はいなかった」という証言を掲載している。
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韓国・MBC放送の取材では全く反対の証言が
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