「移動平均線とMACD」を見れば利確タイミングはわかる! ベストセラーFX本著者が伝授

MACDはヒストグラム部分に注目

 移動平均線から派生したMACDも注目だ。 「MACDで重視しているのはヒストグラムの部分。これがゼロより上ならば上昇トレンドですし、下ならば下落トレンドと判断します。さらにヒストグラムの長さにも着目すると、トレンドの継続性を測る目安にもなります」
MACDは棒グラフに注目!

MACDは棒グラフに注目!

 MACDのヒストグラムが示すのは短期と長期、2本の移動平均線の距離。トレンドが進行していれば2本は離れていくためヒストグラムが長く伸びるし、ヒストグラムがゼロになれば2本が交差した状態だ。 「前々日、前日よりもヒストグラムが伸びているようならトレンドが続いているということになります。また、長期的に見てヒストグラムが限界値近くまで伸びていれば、トレンドの終わりが近いという仮説を立てられます。利確する際に参考になりますよね」

MACD、押さえておきたい2つのキモ

<MACDを構成する3つの要素を理解する>  トレンドの強さを視覚化したMACDは、覚えておきたいテクニカルツール。移動平均線の乖離度合いからトレンドを読み解こう <ヒストグラムの長さからトレンド発生を測る!>  MACDとシグナルの乖離を棒グラフ化したヒストグラムは、長さに注目。ゼロを超え伸びていくとトレンド進行の合図となりやすい  移動平均線とMACDの使い方、ぜひ身につけたい。 【田畑昇人氏】 大学在学中にFXを開始するも、元手を溶かした苦い思い出を糧に、日夜研究に没頭。「時間帯への意識」「ダウ理論」そしてオアンダが公開しているポジション情報から相場の心理を読み解くことを軸にしたトレード手法を編み出し、勝ち組トレーダーの仲間入りを果たす。公式ブログでは使用しているインジケータや参考になった書籍の情報も公開している。
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公式ブログ:https://shototabata.com/

武器としてのFX

ベストセラーとなった「東大院生が考えたスマートフォンFX」の著者が
たどり着いた答えは、VIX指数だった。
相場の恐怖感を表すこの指標をいったいどのようにトレードに生かすのか。
初心者~中級者向けだった前著より一歩踏み込んだアップデート版は、
タイトル通りすべてのトレーダーの武器となるだろう。