12月と言えば「アドベントカレンダー」。IT技術者もこの風習を楽しんでいた!

今年は、どんなアドベントカレンダーがある?

### 2019年(カレンダー数715 参加者数11129(記事執筆時点)  記事執筆時点での数字をまずは確認する。 スポンサー         カレンダー数 6 参加者数 64 プログラミング言語     カレンダー数 69 参加者数 834 ライブラリ・フレームワーク カレンダー数 57 参加者数 575 データベース        カレンダー数 10 参加者数 63 Webテクノロジー       カレンダー数 17 参加者数 146 モバイル          カレンダー数 10 参加者数 164 DevOps・インフラ      カレンダー数 38 参加者数 373 IoT・ハードウェア      カレンダー数 30 参加者数 297 OS             カレンダー数 6 参加者数 35 エディタ          カレンダー数 9 参加者数 91 学術            カレンダー数 30 参加者数 263 サービス・アプリケーション カレンダー数 62 参加者数 679 企業・学校・団体      カレンダー数304 参加者数3735 その他           カレンダー数 64 参加者数 474 未設定           カレンダー数 5 参加者数 8  カテゴリーに「データベース」が復活した。戻して欲しいという要望があったのかもしれない。  「スポンサー」のカレンダーは、前年より少し少なめだ。プレゼントが出るから書くという人は、ITエンジニアでは少数派なのかもしれない。それよりも、その企業の人が、自主的にカレンダーを作って情報発信した方が喜ばれる可能性がある。  今年のアドベントカレンダーで、個人的に気になったのは「学術」の『言語実装』や『自然言語処理』、そして「その他」の『本番環境でやらかしちゃった人』だ。  『本番環境でやらかしちゃった人』は、胃が痛そうなタイトルが並んでいる。公開される前から震えが来そうだ。今年最注目のアドベントカレンダーと言えるだろう。  アドベントカレンダーは、年末にあるために、その年のトレンドの総まとめ的なところがある。こうしたものを覗くことで、IT技術系のトレンドや、IT技術者の関心を確かめてみてはどうだろうか。 <文/柳井政和>
やない まさかず。クロノス・クラウン合同会社の代表社員。ゲームやアプリの開発、プログラミング系技術書や記事、マンガの執筆をおこなう。2001年オンラインソフト大賞に入賞した『めもりーくりーなー』は、累計500万ダウンロード以上。2016年、第23回松本清張賞応募作『バックドア』が最終候補となり、改題した『裏切りのプログラム ハッカー探偵 鹿敷堂桂馬』にて文藝春秋から小説家デビュー。近著は新潮社『レトロゲームファクトリー』。2019年12月に Nintendo Switch で、個人で開発した『Little Bit War(リトルビットウォー)』を出した。2021年2月には、SBクリエイティブから『JavaScript[完全]入門』、4月にはエムディエヌコーポレーションから『プロフェッショナルWebプログラミング JavaScript』が出版された。
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