時間が1時間足らずしかないので奥に急ぎますと、ゆるキャラがいました。ここ二年、JR四国は、専属とゲストのゆるキャラやご当地ヒーローをイベントに参加させています。
まずは
昨年もご紹介したJR四国オリジナル(社内考案)の二匹のモンスターです。
四国旅客鉄道駅舎型微笑妖精
♡すまいるえきちゃん♡こと「すまいるえきちゃん」と、四国旅客鉄道列車型微笑妖精
♡れっちゃくん♡こと「れっちゃくん」です。
Twitterアカウントまで持っています(
@Smile_Eki_Chan)。れっちゃくんは分離式で、分かっているだけで色違い五匹いますが、今回はオレンジです。
色違いは、一部のポケモントレーナーにとってはコンプが至上命題です。
もう一匹、愛媛県のゆるキャラ「
みきゃん」(Twitterアカウント
@micanehime)も来ていました。休憩用の列車は、
JR四国7000系電車と国鉄キハ54-7でしたが、3面写真のように十二匹のゆるキャラがラッピングされていました。
みきゃんには「
こみきゃん」と「
ダークみきゃん」がいて、それぞれ
ポケモンの進化とロケット団のダークポケモンに相当するのでしょうか。
しかし、みきゃんラッピング列車、見事に
意匠がバラッバラのゆるキャラ総進撃です。
通路を更に奥へ行くと、工場に突き当たり左手奥に進むことになります。写真左奥に例の二匹のモンスターがいました 2019/10/19撮影 牧田寛
JR四国ゆるキャラ「すまいるえきちゃん」と「れっちゃくん」2019/10/19撮影 牧田寛
いつもおなじみのこの二匹、バッチリカメラにポースですが、隣の係の人が付きっきりなので、目が見えていないような気がします。でも、イベントでは公道を見事に走ります。後半明らかに息切れしてあしもとが怪しいですが。
愛媛県の公式ゆるキャラ「みきゃん」もやってきていました 2019/10/19撮影 牧田寛
キハ54-7みきゃん列車 2019/10/19撮影 牧田寛
他人のそら似で話題となった「ジバニャン」と「カツオにゃんこ」にそっくりな第三のゆるキャラ「にゃんよ」 2019/10/19撮影 牧田寛
南予ゆるキャラ総進撃 2019/10/19撮影 牧田寛
地上と建物の3階から松山運転所全体を見回しますと、高知や徳島と違い架線が邪魔で写真が撮りにくいですが、非電化区間の南予と電化区間の中予を分ける運転境界且つ、JR貨物の終点にあたるために多彩な車両がおり、車両基地としての規模もそれなりに大きい事が分かります。
また、8000系電車や2000系気動車のように非対称、非貫通の先頭車を持つ列車がいるために転車台(ターンテーブル)も備えてあります。
こういった県庁所在地の駅に併設された運転所は、徳島、高知、松山で共通だったのですが、都市を分断してしまうために道路交通の障害となるだけでなく、都市の発展を阻害し、大概の場合駅の裏側、運転所側の街が大きく発展から遅れることになりますので、、2002年に高知運転所が郊外移転し、松山も運転所は今年度いっぱいで郊外移転となります。なお高松運転所は、1952年に郊外移転済です。一方で徳島運転所は、筆者が徳島在住時の90年代末には文化の森駅付近への郊外移転と徳島駅高架化が決まっていたはずなのですが、その後県市JR三者の思惑が食い違い何度も白紙化されて今だに事業化できていないとのことです。
すまいるえきちゃんとれっちゃくんコンビの場所から上り方面を撮影2019/10/19撮影 牧田寛
会場の一番奥から上り方面を撮影 2019/10/19撮影 牧田寛
車両基地としては電車、気動車、JR貨物が同居しており、規模が大きいです
建屋3階から上り方面を撮影 2019/10/19撮影 牧田寛
写真中央から右側の奥が松山駅
建屋3階から下り方面を撮影 2019/10/19撮影 牧田寛
すまいるえきちゃん、れっちゃくん、みきゃんの3ゆるキャラがお客の相手をしている