週2で手のひらサイズの子犬や子猫を「新入荷」。ペット「生体展示販売」の狂気

死ぬ時を待つ動物たち

「ウチの店のバックヤードには、何年も狭いキャリーケースに閉じ込められたま、死ぬ時を待つ動物がたくさんいました」(同)  ペットショップで最優先されるのは「いかに利益を出すか」ということ。動物は“鮮度が勝負”の商品にすぎない。 「ペットの生体展示販売は“命ある動物を、売れるうちにお金にする”行為。それを異常だと感じないこと自体がおかしいんです。命を売り買いするようなモラルに反するビジネスは、人間として大切な何かが欠落していなければできないことだと思います」(Aさん) <取材・文/柳沢敬法 写真/大房千夏 谷口真梨子 日本動物福祉協会>
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