見つけたら100万円がもらえる“遊び”に夢中で興じる起業家がいる。フィンテック事業で莫大な資産を築き、現在は国際的プロジェクトをいくつも抱えながら世界を飛び回る「佐々木君」こと佐々木健二氏だ。
「僕はふざけた遊びが大好きなんです。これまで巨大ウォータースライダーを買って建てて、ローションを2トン流して滑ったり。パンダの着ぐるみを50人分用意して大阪で踊ったり。『真剣に遊ぶ』が僕のモットーで、とことんやらないと気がすまないんです」
そう語る佐々木君だが、過去の写真をみるとたしかにかなり“ふざけて”いる。たとえば、あるときは特注したパンダの着ぐるみを50体用意して屋形船をジャックしたこともある。
特注したパンダの着ぐるみを50体用意して屋形船に乗る、の図。
そんな佐々木君が今回始めたのが、冒頭で触れた「地球で鬼ごっこ」という企画。世界中を旅する佐々木君を発見し、見事捕捉したら最大200万円の賞金が出るという、なんとも太っ腹な企画なのだ。
「自分は今、韓国にいるのですが、少し前までは新宿にいました。その2~3日前はバルセロナ、イタリア、トルコ……こんな風に、数日単位で世界を転々としています。
居場所のヒントは、インスタグラムで発信しています。ほぼ毎日、なにかしら更新しています。そこから推測して、僕を見つけてほしい。捕まえることができた人には、海外の場合は100万円。国内の場合は50万円を贈呈します。“ダブルアップ”もありで、その場でじゃんけんに買ったら倍の賞金をお支払いしますよ」
前代未聞の試みだが、ネットでは早くも大反響。
「地球で鬼ごっこ」のインスタグラムは開始からわずか数か月でフォロワーが2万8000人を突破。そして、すでに7組の“捕獲者”がでている。