「小さなお得を見逃さない」と豪語する井村氏は、常に多数の金券や優待券を持ち歩き活用している。なかでも重宝するのが、ジェフグルメカードだ。
①金券の数々
「金券の中でもお釣りが出るのが特徴で、たとえばモスバーガーでバーベキューソース(40円)を買うと460円のお釣りがもらえます。もし460円以下でジェフグルメを購入していたら錬金術ですよ。吉野家で食事してお会計が610円だったら、僕なら300円の優待券2枚とジェフグルメ1枚を出します。490円のお釣りがもらえるので、ジェフグルメの仕入れ価格が480円だったら、10円の儲け。こういう地道さも生涯計算したら莫大なお金になります」
マイボトルを持ち歩くのも、同じように地道に貯める、ためだ。
「コンビニで定価の飲み物を買うなんてとんでもない。1度浪費をはじめたら、2億あってもあっという間になくなる。億り人になっても小さい差を逃さない。『落ちているお金を拾う』感覚は大事にしたい。QR決済のキャンペーンのように、お得な情報が世の中にあふれている現代は、やるかやらないかの差が甚だ大きい時代ですから」
1 同じ品でもどこで買うかが重要
ユニクロも店舗とネットとリサイクルショップで価格は大きく異なる。どの場所で買うかで、すでに勝負はついている
2 キャッシュレス決済を使いこなせ
各社が熱いキャンペーンを繰り広げるpayサービス、もともと安い品をさらに安く買えるのだから使わない手はない。クーポンも併用!
3 安物買いの銭失いは避けよ
良いものを安く買うことが本質。電動自転車や食洗機など、高価でもQOL(人生の質)が上がるなら、良コスパと判断して買うべし
― 勝ち組投資家の[カバンの中身]を拝見! ―