「危ない発言をする人」になりたい。呂布カルマがSNSで踏み込んだ発言を続ける理由<ダメリーマン成り上がり道#20>
MCバトルで見せるディスが強烈なだけでなく、Twitterでも過激な意見を述べることが多い呂布カルマ。大好きなグラビアアイドルに関連した投稿もたびたび行い、テレビ番組『タモリ倶楽部』にもグラビアの有識者として出演を果たしている。MC正社員の連載『ダメリーマン成り上がり道』の第20回は、引き続きラッパー・呂布カルマとの対談。今回は呂布カルマのTwitterやメディア出演に対する考え方を聞いた。
MC正社員(以下、正社員):「呂布さんはツイッターを積極的に使っていて、グラビアアイドルのこともよくつぶやいていますよね」
呂布カルマ(以下、呂布):「グラビアに関しては好きが溢れちゃって書いているだけですね。僕はホームページがないので、SNSは告知のためにやっていて、Twitterを見れば活動内容がわかるようにしているんですけど、『せっかくだったら面白いほうがいい』というサービス精神で書いている部分もあります」
正社員:「呂布さんはメディアに出ることへの抵抗もなさそうですよね」
呂布:「まったくないですね。面白いですから。音楽だけをしていたらできないようなことを、バトルをしているおかげで経験できていると思っています。バラエティ番組に出るにしても『本業じゃないしダメならダメでいいや』と気楽にやれるし、イヤなことはイヤと言えるので。だから、自分のやりたくないことをやらされるんじゃないかみたいな恐怖はないです」
正社員:「『タモリ倶楽部』にまで出演しましたからね」
呂布:「出ましたね。フルタイムで働いていた学習塾を辞める一週間くらい前、姉妹の生徒と話をしていて、『実は先生、前から音楽をやっていて、これからは音楽のほうだけを仕事にしていくんだ』って言ったら、『全然知らなかったです。けど、先生をいつかテレビで見るのを楽しみにしてるね』みたいな手紙をもらって。それが『タモリ倶楽部』だったから、すげーがっかりされるだろうなと。『先生スケベじゃん』みたいな」
正社員:「しかもその裏番組が、俺が出演していたNHKの『Bring the Beat! ~ヤングラップバトル~』で。NHKがテレビでMCバトルを初特集したことも快挙ですけど、『タモリ倶楽部』出演もマジ快挙ですよ」
呂布:「グラビア有識者として呼ばれたんですよ。グラビアに関してはラップを始めるよりも前から好きだったんで、どっちかっていうとそっちの歴のほうが長い。『一日3時間、10年頑張れば誰でもプロになれる』という話をこの対談でも話しましたけど、スケベも地道に続けたら仕事になり始めたんです」
–どんなことでも10年続けるのが大事だと。
呂布:「やっぱそうなんだなと思いましたね」
グラビア投稿は“好き”が溢れているだけ
スケベも地道に続けたら仕事に
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