子どもの熱中症、今年はすでに搬送事例も。子どもを守るポイントを専門家が解説
夏場は「1日5分」をめどに、日光を浴びる
夏場に長時間の外出をする際には、「子ども用の日焼け止めクリームをお子さんに塗れば良いでしょう」と、坂本氏はアドバイスした。
ビタミンDが豊富な食材は、干ししいたけ、さけ、さば、卵黄など。さけおにぎりやさば缶を使うと、手軽に摂取できる。
避けるべきものと思われがちな紫外線も、上手に付き合うことによって骨を丈夫にできるメリットがある。
骨を強くするには、なわとびがいい?
運動後は専門の機械を使って、子どもと保護者の両方が、骨密度を計測した。初めて見る機械に子どもたちは大はしゃぎ。保護者は「骨がもろかったらどうしよう」と不安な表情を浮かべながらも、正常な結果を見て安堵していた。
このように、ちょっとした心がけで恐ろしい熱中症を防ぐことができる。これから梅雨を迎え、本格的な夏がやってくる。「自分は大丈夫」「自分の子どもは大丈夫」と考えず、対策を心がけたい。
<取材・文/薗部雄一>
1歳の男の子を持つパパライター。妻の産後うつをきっかけに働き方を見直し、子育てや働き方をテーマにした記事を多数書いている。1歳の男の子を持つパパライター。妻の産後うつをきっかけに働き方を見直し、子育てや働き方をテーマにした記事を多数書いている。
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