質問妨害再び。菅官房長官「その発言なら指さない」発言が飛び出した5・29PM会見を信号無視話法分析

筆者YouTubeチャンネルより
ボカロ曲にまでなった「菅官房長官」の望月記者イジメ
1問目 上村報道室長による質問妨害について
1問目は、望月記者が質問を初めてわずか数秒後、「質問妨害」というキーワードが出た途端に菅長官自らが質問を遮ってコメントを始めるという異例の展開で幕を明けた。
そのやり取りを以下に書き起こす。
望月記者:東京(新聞)望月です。あのー、再び、えー、上村報道室長の質問妨害、遮りについてお伺いします。
菅長官(1コメント目):大変申し訳ないですけども、ここは、そ、その、そうしたことを質問をすることではなくて、記者会主催でありますから、記者会に申し入れてください。<赤信号>
望月記者:あのー、関連でですね、これ、あの、ちょっと確認をしたい、したいんですね・・、
菅長官(2コメント目):あの、記者会見の場は違いますから。それは、あの、記者会に、記者・・、記者ク・・、記者会が主催している会でありますので、そこはそこで対応してください。<赤信号>
望月記者:つまり、そうすると、これまでの遮りに関して、記者会の・・
上村室長:名前、質問ごとにお願いしまーす
望月記者:東京の望月です。あの、記者会との間で行なっているというご発言でした。で、確認したいんですが、特定の記者の質問を25秒以上経ったら遮るということをですね、これ記者会が容認したということを言いたいんですか?
菅長官(3コメント目):いや、記者会で問題点があったら、記者会の方に問題点を指摘してください。ここは、あのー、大事な記者会見の場でありますので。<赤信号>
まず、菅長官の1コメント目と2コメント目は事実上の回答拒否。しかも、長官にとって部下に当たる上村室長が、長官の目の前で行っている質問妨害を記者会に責任転嫁するような内容であり、赤信号とした。
3コメント目は以下の論点すり替えが行われており、赤信号とした。
質問:質問妨害を記者会が容認したのか
↓すり替え
回答:記者会の問題の申告先
また、上村室長は望月記者の質問を遮って「名前、質問ごとにお願いしまーす」と発言。だが、望月記者と菅長官の間で短いやり取りが繰り返されている中、1言ずつ名前を名乗ることは逆に不自然である。この発言も上村室長による「質問妨害」と考えられる。
自身の質問妨害が問題になっている真っ最中、質問妨害を重ねる上村室長。面の皮が厚すぎる。
1
2
ハッシュタグ
