「れいわ新選組」蓮池透氏を擁立。会見で語った原発・拉致問題、そして「国のあり方」
既得権者だけが選挙に出る
インディーズとはいえ、ブレイクする可能性は十分ある
蓮池氏は政治の世界におけるれいわ新選組や自分自身の存在を「インディーズ」と規定する。自民党、公明党をはじめ、既存政党はメジャーレーベルというところだろうか。
「しかし、いくらインディーズとはいえ、いろいろな方が政治に関心を持ってくださり、投票率を80%くらいにできるのであれば、ブレイクする可能性は十分ある。ブレイクという形になって、山本太郎さんと私たちで政策云々ということができるかは今のところわかりません。ただ、少なくともそのスタートにはなる。そこに意義があると考えます」
蓮池氏は1955年1月生まれ。1954年9月生まれの安倍晋三首相とは同学年だ。
「太郎さんから見れば、父親みたいな年代。この65年間、いろいろな方にお世話になり、いろいろな方に助けられ、いろいろな方に迷惑をかけてきました。そうした方々、すべての国民の皆さんに恩返しできればと考えております」
山本氏が蓮池氏に出馬を要請したのは、「ここ1週間くらいの期間」だという。
「私が一緒に戦っていきたい人は本気の大人なんです。骨のある人。それを頭の中で考えたときに、蓮池さんの顔が浮かんだ」(山本氏)
一方で野党の中には玉木雄一郎・国民民主党代表や小沢一郎・同総合選対本部長相談役を中心に、野党の結集を進める動きもある。第1党である立憲民主党の枝野幸男代表の態度が不鮮明なままではあるが、32ある参院選の1人区のうち、30選挙区で候補者の一本化が終わった。
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