衆院大阪12区補選で、宮本岳志議員のもとに阪南市から応援に来た女性がいた理由<野党議員質疑プレイバック>

2016年、阪南市市民のために立ち上がった議員

 普段、あまりクローズアップされることがない、野党議員の質疑。今回はそんな野党議員のエピソードを紹介したいと思います。  取り上げるのは、少し古い話になりますが2016年3月17日地方創生に関する特別委員会における宮本岳志議員(当時)の質疑です。大阪府阪南市立の公立幼稚園4園と公立保育所3園を認定こども園として一か所に集め、市内630人の子供たちを、大手家電量販店が撤退した空き店舗に詰め込もうというトンデモ計画を阻止する契機となった宮本岳志元衆院議員の質疑を取り上げます。  この答弁は、4月21日の衆議院大阪12区補選に無所属で立候補し残念ながら落選してしまった宮本岳志元議員が選挙活動中、阪南市から応援に駆けつけた女性がいたということから再び注目を集めたものです。(参照:たつみコータロー参議院議員Twitter)  この計画を取り上げた宮本元議員は、計画の拙速さや市民を無視した進め方を指摘。”国のめがねにかなうような地域再生計画をつくらせる。その要件をクリアするためには、議会の拙速との声にも、住民の不安や批判にも耳をかさない。そして、とにかく早くしなければ金がもらえない、これを決まり文句にしているわけです。こんなもののどこが地域再生計画なのかと言わなければなりません”(参照:第190回国会 地方創生に関する特別委員会 第6号)と鋭く批判し、この質疑が契機となって計画撤回に大きく動くことになりました。  この宮本氏の質疑もさることながら、今の大臣の答弁に比べると当時の地方創生担当大臣である石破茂さんの受け答えがとてもまともに見えます。  議事録そのままだと文字数が膨大になるため、マンガ用になおしておりますが、すべてのやり取りをご覧になりたい方は、こちらの議事録を御覧ください。

7つの幼稚園・保育園を廃止し一箇所に630人詰め込む計画!?

20160507宮本1
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住民不在で進んだ計画
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100日で崩壊する政権

漫画だと笑えるけど、これ、ほぼ「現実」です