「昭和家電」の魅力とは? 眺めているだけで時間旅行気分

昔からゆで卵にはこだわりのある人がいた

東芝 自動式ゆで玉子器

東芝 自動式ゆで玉子器

「東芝の自動式ゆで玉子器は、卵をゆでるのではなく”蒸して”作ります。その発想自体が目から鱗ですし、当時にもゆで卵にこだわりを持っている人がいたのかと想像すると口元が緩みます。また、昭和30年頃のラジオは現代の電波を受信し、そのまま今の番組を楽しめます」  骨董品として購入してみるのもいいのでは? 1位 パールビジョン 真空管テレビ(昭和32年頃) 約5万円で購入。「11チャンネル仕様のテレビは昭和32年に1年間だけ製造されたものです」(冨永氏)。電器店が組み立てられるよう、キットで販売されていたとか 2位 東芝 分割内鍋(昭和35年) 昭和35年販売の電気釜の付属品。当時の価格は約520円。「ご飯、みそ汁、筑前煮を作ったが、醤油と味噌が混じった匂いがご飯からしました」(同) 3位 ナショナル 電気蓄音機(昭和15年) コレクターから譲ってもらった昭和15年の蓄音機。「SP盤で聴きます。作られた感満載の音ですがそこに人間味を感じます」(同) 4位 東芝 自動式ゆで玉子器(昭和30年頃) 1万円で購入した昭和30年頃の調理器具。計量カップに記された卵の硬さに合わせて水分量を調整すれば毎回同じ硬さに

東芝 かなりやQS

5位 東芝 かなりやQS(昭和35年頃) 「昭和35年頃のラジオで、デザインが独創的」(同)。当時はメーカーの個性が出たデザインが多かったとか。ヤフオクで約2万円で落札 ― プロが買ったもの一覧 ―
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