GW10連休まだ間に合う格安航空券の見つけ方

 史上最長の10連休まであと1か月を切った。旅行に行きたいのはやまやまだが、航空券の高騰で海外旅行を諦めた人も多いだろう。だが、まだ安く行ける裏技があった!

写真/PIXTA

経由地を活用して賢くゲット!

 ゴールデンウイーク(GW)まで、1か月を切った。昨年11月、新天皇が即位する5月1日を祝日とする法案が成立したことで、過去最長の10連休となった今年のGW。旅行市場はすでに昨年末から活況を呈している。大手旅行会社のエイチ・アイ・エスは好調ぶりをこう明かす。 「弊社のGW期間(4月26日~5月6日)出発の海外旅行の売上高は、2月19日時点の予約状況で見ると前期同日比で338%と大幅増となっており、着地予想でも200%となる見込みです。10日間もあるので、北米・中南米やオセアニア、欧州方面が例年に比べて人気です。10連休が決まった直後の昨年12月から予約が入り始め、各航空路線とも例年より早く品薄になってきている。航空券の価格も全体的に高騰傾向にあるといえます」(広報室)  現時点で航空券を確保していない場合、せっかくの10連休を自宅で過ごすしかないのか……。しかし、諦めるのはまだ早い。ちょっとしたコツさえつかめば、今からでも格安航空券が見つかるのだ。

航空券検索アプリ・サイトを使いこなす

 複数ある航空券検索アプリ・サイトのなかでもメジャーなのは「スカイスキャナー」や「momondo(英語版のみ)」など。出発地と目的地を入力すると、往路・復路それぞれの搭乗日別の最安値が効率よく表示される。  まず今回のGWは長い分、連休中盤で3、4泊するような旅程だと例年より安く航空券を手に入れることができる可能性がある。また、有休を利用して出発日や到着日を連休から1日ずらすだけでも、相場はかなり安くなる。なかには復路を連休明け初日の7日にするだけで3割安くなる例もあった。  しかし、希望の出発日を選べば価格順に複数のルートが表示されるが、トランジット時間が24時間を超えたり、2回以上の乗り換えになるようなルートはヒットしないこともある。そこで、利用すべきは「複数都市」検索だ。これは、経由地を指定して航空券を検索する方法だ。
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観光客に不人気な都市への航空券を押さえる上級技も
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