5月病対策は4月から始める。簡単に予防するための4つの方法
4月は新年度の始まりであり、今年は新年号が決まった特別な月でもある。めでたい月ではあるが、うかうかしていられない。なぜなら、翌月の5月にはインフルエンザ並みに拡散し、仕事だけでなくプライベートにも悪影響を与える“病気”が流行するからだ。
その厄介な病とは、いわゆる「5月病」(適応性障害またはうつ病と呼ばれることもある)である。
きっと読者の皆さんも一度はなったことがあるこの5月病は、ご存知のとおりGWの連休明けくらいから発症する人が多い。新しい環境に馴染めなかった人の抱えるストレスや張り詰めた緊張感が連休中に爆発してしまい、連休明けに仕事に行くのが憂鬱になるからだ。
この5月病の憂鬱感は、仕事へのモチベーションが高まらない心の病気と、職場でのストレスから食欲が湧かなくなる体の病気、どちらも発症するリスクをはらんでいる。
また、5月病は意識の高い優秀な人ほど、発症しやすい。自分の「ここまではできるはずだ!」という自信が、組織の政治的理不尽や自分の能力不足で折られてしまうからだ。今年はGWが10連休もあり、通常に比べて休みが長いため、連休明けの5月病発症者の数が圧倒的に増えるのではないだろうか。
前述のように、”5月病ウイルス”には潜伏期間がある。5月病は4月に感じたストレスが“ウイルス”であり、4月に感染と潜伏を行い、GW明け頃に発症する。そのため、5月に入ってから予防をしても遅いのだ。むしろ、4月に”ウイルス”にかからない予防をしておく必要がある。
今回はその予防方法をご紹介するので、ぜひ今月から自分で実践したり、周りの同僚などに教えてあげていただきたい。
4月は「5月病」の潜伏期間
4月から「5月病ウイルス」は侵食し始める
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