規制は逆にチャンスだった!? 家賃7万5000円の物件で不労所得月20万円を可能に

専門家に「任せる」のも重要

 働かずして、というのもこの投資法の大きなポイント。皆川氏は清掃だけでなく、顧客とのやりとりまで外注にまかせている。 「どの部屋でも利益が上がるかといえば、それは間違い。立地や内装も重要なポイントです。民泊専門の不動産サイトには民泊可能な物件が掲載され、予想利益も載っていますが、90%以上の物件が実は民泊NGだったり、あるいは赤字になる物件と言われています。そのため、私は部屋の選定からコーディネート、宿泊客とのやり取りまですべてコンサルに任せることにしました。彼に売り上げの10%、Airbnbに手数料3%ほど支払いますが、それでも月に20万円が手に残る。認可の取り方などコツはつかめてきたので、今後はこれを横展開していきたい」  一棟買いや売却益で稼ぐよりも、遥かにローリスクでハイリターンを狙える不動産投資法。検討の余地は大いにアリ、だ。

<皆川賢太氏が考えたこと>

売買や賃貸の時代は終わり インバウンドの大波に乗る 信頼できる専門家を頼る 【皆川賢太氏】 ’84年生まれ。本業はECサイト運用や広告業だが、不動産会社も経営するなど幅広く活躍。株式会社LIBERTY ― 金持ちが考えたこと一覧 ―
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