為政者の「身内優遇」の末路。庶民が貧困に喘ぐベネズエラで一番の富豪は、チャベス前大統領の娘という事実
2019.02.12
ベネズエラでウーゴ・チャベスが1999年2月にクーデターを敢行して政権についてから丁度20年が経過したことになる。原油の埋蔵量では世界一の国が反米主義を唱え社会主義国家を目指したチャベスそしてマドゥロと続いた政権が僅か20年で国家を完全に崩壊させてしまった。 それは1999年に、1万1198社あった生産企業が2017年には僅か3800社しか存在しなくなったということや、国民一人当たりのGDPが2018年には50%近く減少していることや、インフレは100万%以上にまで上昇しているということなどを観れば一目瞭然である。 食料、医薬品、日常生活必需品などすべてが欠乏している。更に、貧困層は1999年には43%であったのが、2017年には87%にまで増加。チャベスの社会主義革命は正に貧困層の撲滅であったのが、この20年でまったく逆の結果を生んでしまった結果になっている。(参照:「Infobae」)
庶民が貧困に喘ぐベネズエラで一番の富豪……
1
2
ハッシュタグ