スマホ需要減で「ポストスマホ」時代到来。だからこそ狙いたい銘柄とは?

【藤村氏推奨の2倍株銘柄】 ●信越化学工業(東証1部・4063)目標株価 15,000円 世界1位のシリコンウェハーメーカー。世界2位のSUMCOと2社で、高品位シリコンウェハーの世界需要の半分ほどを供給する。ハイテク素材である塩化ビニル樹脂・化成品、シリコン、機能性化学品、セルロース誘導体、半導体シリコン、電子・機能材料の製造・販売を手掛ける。財務状況が良好なことでも知られる。’19年3月期の経常利益予想は、上昇と下降を繰り返すが、通期は増収増益の見込み ●SUMCO(東証1部・3436)目標株価 2,600円 世界2位の半導体シリコンウェハーメーカー。世界シェアは首位の信越化学工業に肉薄し、25%を占める。半導体メーカー向け半導体用シリコンウェーハ(300mm、200mm以下)の開発・製造、半導体デバイスメーカーへの販売を手掛ける。11月中旬、米大手証券会社はレーティングを「弱気」に据え置いたが、前日には「やや強気」と不透明……。だが、今期は増収増益の見込みで、今後、買い場が到来する可能性 ●東京エレクトロン(東証1部・8035)目標株価 21,000円 日本を代表する半導体製造装置メーカー、世界3位。半導体製造装置(コータ・デベロッパ、エッチング装置、熱処理成膜装置、枚葉成膜装置、洗浄装置など)、FPD製造装置の開発・製造・販売をする。特に、半導体製造の前工程に強みを持つ。’19年3月期本決算の経常損益は前回予想から下方修正され、12.2%増益の315,0億円になる見通し ●TDK(東証1部・6762)目標株価 15,000円 大手電子部品メーカー。受動部品(セラミックコンデンサー、インダクティブデバイス、高周波部品)、センサー応用製品、磁気応用製品(HDDヘッド、電源、マグネット)、フィルム応用製品(二次電池)の製造販売。EV(電気自動車)が今後、一層普及すれば、使用されるコンデンサーの需要は増加するが、海外製品では代替が利かない高品質。大手証券会社のレーティングは、強気から中立へ格下げ(11月下旬時点) ●太陽誘電(東証1部・6976)目標株価 3,000円 電子部品メーカー。セラミックコンデンサー、フェライト製品・応用製品(インダクタ、ノイズ対策部品)、複合デバイス(回路モジュール、電源・高周波デバイス、エネルギーデバイス)の製造販売。’19年3月期中間決算の経常損益は153億8500万円と予想を上回る水準だった。会社の業績予想によれば、通期の経常損益は前回予想の245億円から上方修正され、46%増益の300億円を予想している ●東京精密(東証1部・7729)目標株価 5,000円 半導体製造装置・精密計測機器メーカー。精密位置決め制御技術を基盤に、半導体製造の後工程で使用される加工・検査機器(ウェーハプロービングマシン、ダイシングマシン)、精密測定機器を製造・販売する。’19年3月期決算の経常損益は、会社予想では9.1%増の189億円でコンセンサスの水準を上回り、業績を上方修正。売上げも13.4%増の1000億円を見込んでおり、増収増益になりそうだ ― 今すぐ買え![1年で2倍株] ―
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