5G、IoT、FA…「国策テクノロジー」の注目銘柄
2019.01.22
【和島氏推奨の2倍株銘柄】
●レザーテック(東証1部・6920)目標株価 4,300円
半導体マスク欠陥検査装置を製造。マスクブランクス検査装置ではシェア100%と市場を独占。現在、半導体の分野では微細化に不可欠なEUV露光装置の開発が進められており、同社はこれに対応した検査装置を手掛けていることから今後の飛躍に期待大
●アンリツ(東証1部・6754)目標株価 2,500円
通信系の計測器を製造する大手。海外でも高いシェアを誇っているが、絶好の追い風となっているのは、国が迫る東京五輪開催までに5Gの環境整備を急いでいること。現行の4Gから速度が最大100倍になり、自動運転技術への活用などでも不可欠だ
●ソニー(東証1部・6758)目標株価 8,500円
’21年3月期を最終年度とする中計経営計画では慎重な姿勢が目立ったが、その中で大幅な利益拡大を見込んでいたのが半導体部門。それをけん引するのが世界トップのCMOSイメージセンサーだ。車載やFA、セキュリティ対策など、用途の拡大が追い風
●ダイフク(東証1部・6383)目標株価 7,000円
工場内や物流施設内で稼働している保管・搬送のための自動走行システムで、世界トップクラスのシェアを獲得している。FAを推進するうえで重要な役割を示すシステムであり、eコマース全盛に伴う物流の現場での人手不足もニーズの拡大に結びついている
【和島英樹氏】
東証記者クラブ キャップ。日本勧業角丸(現みずほ)証券、株式新聞社(現モーニングスター)記者を経て、’00年にラジオNIKKEIに入社。証券界での豊富な経験と人脈を生かし、徹底取材をもとにした銘柄分析で定評。ラジオや雑誌などで活躍中
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