億万長者1000人に共通する、お金持ちになるための8つの法則
新年、東京・豊洲市場で初セリが行われ、青森県産本マグロが史上最高値の3億3360万円で落札されたことが話題になりました。競り落としたのはすしチェーン「すしざんまい」を展開する喜代村の木村清社長だそうです。さすがお金持ち、お金の使い方が豪快ですね。
ところで、アメリカで純資産100万ドル以上を持つアメリカ億万長者1000人を対象に大規模調査を行ない、彼らがどうやって億万長者になったのかを調べた研究結果があります(『なぜ、この人たちは金持ちになったのか』(トマス J. スタンリー)より)。
今回はこの調査の結果わかった、億万長者1000人に共通する「お金持ちになるための8つの法則」について見ていきたいと思います。
①億万長者は、人一倍の努力、誠実さ。仕事への情熱を持っている
億万長者たちに聴取した「経済的成功を収める上で重要なもの」という質問では、もっとも高かったのが「誰に対しても正直であること」と「自分を律する精神力があること」で9割を超えています。
また「普通の人よりよく働くこと」「自分の職業/事業を愛していること」と回答した人も8割を超えました。
このように、彼らは誠実さや努力を忘れず、仕事に愛情を注いで一生懸命働いたからこそ、莫大な資産を築くことができたのでしょう。
②学業成績が凡庸だからといって成功への意欲を失わない
億万長者たちのうち、大学でAをとった割合がB~Fをとった割合よりも多かったと答えたのは、3分の1に過ぎず、優秀な成績を収めた人はごく少数にすぎません。
逆に彼らに共通するのが、学生時代に「劣等生のレッテルを貼られ屈辱を味わっていること」、そして「それをバネに懸命に努力し、優等生をしのぐにいたったこと」だそうです。
お金を稼ぐには学業成績的な優秀さよりもむしろ、何事にも粘り強く取り組む姿勢が求められるのでしょう。
③多少の経済的リスクを背負う勇気を持ち、失敗しても克服する方法を学ぶ
「積極的にリスクを負う姿勢が経済的成功を収めるために重要だったと思いますか?」という質問に対して、資産100万ドル未満の人では「はい」と答えた人が18%だったのに対して、200~500万ドルの人では28%、1000万ドル以上の人では41%と、億万長者ほどリスクをとっている傾向にあることがわかります。
大きなお金を得るには、ただ平々凡々と生きているだけでは不充分です。時に、多少のリスクを負っても勝負をかけられる勇気と度胸があるからこそ、彼らは大金持ちになったのでしょう。
成功するには粘り強さが重要
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