5000万円の損もかすり傷!? 古参の仮想通貨トレーダーが’19年の相場に向けて進めた「仕込み」とは?

“分裂”で人気化するBCHを狙い撃ちして荒稼ぎ

 その日に向けてどう仕込むか。 「70万円割れから40万円ぐらいまでに複数の買い指値を並べています。10月末に一度割り込み、11月半ばには瞬間的に60万円を割り込む場面があったので、狙いどおり安値でビットコインを拾うことに成功しました」  このとき気をつけたいのが、レバレッジ。長い目線で投資をするなら、レバの効かせすぎは禁物だ。 「ボラティリティ(変動率)が高まってきたときのビットコインは平気10%以上も上下するので、2倍程度のレバレッジを目安にするほうがいい。10%の値動きがあっても、20%(10%の2倍)の損失で済むので強制ロスカットに引っかかることはありませんい。ただし、国内の取引所では日をまたいでポジションを持ち越すときにレバレッジ手数料という名目で0.04%ほどの金利を徴収するのが一般的。年率換算すると約15%で、消費者金融並みの高さなんです。こうしたコストを加味しても、証拠金維持率は400%以上(最大レバ15倍の取引所ならばレバ約3.3倍)をキープするべきでしょう」  では、今後のビットコイン価格の上値のメドはどれほどか? 「9、10月にかけて75万円を中心にしたレンジが続きましたから、75万円あたりではレンジで買った人たちのヤレヤレ売りも出てくるでしょう。ただ、そこを抜ければ80万円まで大きな売り圧力は発生しない。100万円に近づくようなことがあれば、そこではいったん利益確定を考えています。仮に、’18年内に100万円を試すような場面があったら、納税対策の利益確定売りも出やすいので注意が必要です」  同時に、200日移動平均線をチェックしておくといいという。
200日移動平均線

《200日移動平均線がレジスタンスに》’18年3月に200日線を割ってから一度も上抜けできずに跳ね返されてきたので、70万~50万円割れで買い、200日線手前での利食いが目先の投資戦略に

「ビットコインでは200日線が意識されやすい傾向があります。昨年後半だけでも7月、9月と200日線に上昇を阻まれています。200日線は下向きでもうすぐ76万円に達しますから、ここはいったん要注意。200日線手前ではロングを手仕舞い、上抜けたら買いでいいと思います」  ヨーロピアン氏は、短期ではアルトコインのトレードも行っている。
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「その日」に向けてどう仕込むか
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