有職者の3人に1人が「バイト経験あり」。家計のために副業を余儀なくされる実態が明らかに

Q3 アルバイトを選んだ理由を教えてください

会社の給料だけでは厳しいため 39% 家計のため 15% 他にスキルがないため 8% 投資やアフィリエイト、ネットオークションなどに比べて手っ取り早いため 7% 借⾦返済のため 5% 夢や目標のため 5% その他 21% 「会社員の給料だけではやっていけないため」が多くの割合を占め、「家計のため」を含めると半数以上。たとえ会社員といえど、決して安泰ではないことを窺わせる陰鬱な結果に。  ごくわずかな比率で「夢や目標のため」とポジティブなものもあるが、兼業バイトは基本的に苦役だ

Q4 アルバイトをする上で最も辛いことはなんですか?

体力的問題 39% あてはまるものはない 23% 会社との両立 15% 思うように仕事が見つからない 10% 若いスタッフとの確執 3% 職務経験が生かされない 2% 仕事が覚えられない 1% その他 7%  終業後となると夜勤が多いため、やはり体力問題が一番のネック。「働き方改革」では会社の副業規定が許せば起業するなどの選択肢もあるが、アルバイトであればそのリスクなくして収入になる分、犠牲になるのは己の体力である。うまいこと条件に合う仕事を探せないジレンマも……。  こんな状態では「働き方改革」もへったくれもないだろう。
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職種や負担についてのナマの声
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