北方領土に関する会見だけではなかった! 暴走リピート答弁の河野太郎外相<短期集中連載・2018年閣僚答弁プレイバック2>
日米地位協定の質問に頑なに答えない外相
日米地位協定の改定の意思について、正面から質問に答えない河野外相。小池晃議員は「改定はあり有るのか」「改定すべきか、すべきでないか」と聞き方を変えて計3回確認するが、河野外相の答弁は一字一句に至るまでほぼ同じであった。
【1回目】
「地位協定に関する一つ一つの事案については、政府として最も適切に対応してまいりたいと思います。」
【2回目】
「地位協定に関する事案に関しましては、最も適切な取組を通じ、現実的に対応してまいりたいと思います。」
【3回目】
「地位協定の問題に関しましては、一つ一つの事案に即しまして、最も適切な取組を通じて具体的に対応してまいりたいと思います。」
この3回のリピート答弁を整理したものがこちらだ。
3回の答弁で以下の赤字部分が繰り返しあらわれている。
「地位協定に関する~関しましては、一つ一つの事案に~最も適切な取組を通じ~に対応してまいりたいと思います。」
冒頭の北方領土問題に関する記者会見と今回例に挙げた2つの国会答弁を通して、河野外相の答弁姿勢が浮き彫りになってくる。
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