富裕層男性の「恋愛欲」を満たせるか否かが、愛人業の成否を分ける<現役愛人が説く経済学57>

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「いいから早くカネを出しなさいよ」そんな態度はすぐに見破られてしまう

 こんにちは、東條才子です。どこにでもいる普通のOLですが、複数のお金持ちの「愛人」として生活しております。さて「愛人をやっています」と申し上げますと、一番よく聞かれるのが「どうやったら愛人になれるの?」ということです。一体どうやったら愛人になれるのか、詳しくは過去記事をじっくり読んでいただきたいのですが、基本的な答えは1つです。「相手のニーズを満たすこと」。  愛人業は「自分という商品」を売り込むビジネスですから、顧客のニーズと自分がマッチしなければ契約は成り立ちません。ですから「愛人がほしい」と願う男性のニーズを察知し、満たすことさえできれば、誰でも愛人になれるのです(なりたいかどうかは別にして)。  しかし、この「ニーズを満たす」のが意外と難しいのですね。なぜなら愛人を欲する富裕層は、基本的に「恋愛がしたい」からです。それが彼らのニーズです。少なくともお金持ちのおじさんたちは、恋愛感情を抱ける相手でないと、継続的に支援をしたいとは思いません。  デートを重ね、青春時代のようにときめく恋心を味わう。その女性と一緒にいる間は、社長や部長といった肩書を忘れ、一人の男に戻りたいのです。 「そんな面倒くさいおじさんと恋愛するなんて、絶対イヤ」「ましてやセックスもしなきゃいけないんでしょう? 無理、無理!」  多くの若い女性は、そう考えます。当たり前ですよね。父親ほど年の離れた中高年男性と、いきなり出会って恋をしろという方がおかしいでしょう。体の関係ならなおさらです。
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恋したいおじさんと、お金だけくれという女性
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