仕事の悩みを相談できない人が約5割 A.I.チャットボットが切り札となるか
2018.10.31
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日々の業務に忙殺されるビジネスマンにとって、仕事の悩みは切っても切れない存在。20~50歳の働く男性400名に調査をとった結果、なんと4割以上ものビジネスマンが仕事に対しての悩みを抱えているのに、悩みを相談できない人が約5割もいることがわかった。
クラシエフーズ株式会社が行なった「ビジネスマンの悩みに関する調査」によれば、43.3%のビジネスマンが仕事で悩んでいるそう。さらにその半数以上が、悩みを「誰にも相談しない」というのだ。「会社の上司に相談する」という人にいたっては、わずか1割にとどまっており、行き場のない悩みを抱えたビジネスマンが大勢いることがわかる。
仕事の悩みについての内訳を見ると、1位は仕事の「効率性」(49.7%)で、2位は社員との「人間関係」(46.8%)であることが判明した。以降、「給料」「職場環境」「ノルマ・目標」と続いている。
また、職場におけるコミュニケーションに関しても意外な事実が浮かび上がった。部下とのコミュニケーションがうまく取れていないと感じる上司は23.0%に留まったのに対して、上司とのコミュニケーションがうまく取れていないと感じる部下は46.0%。上司と部下の考え方に2倍のギャップが生じているというのだ。
「悩みを抱えているけど相談できる相手がいない」というのはビジネスマンにとって致命的。そんな状況を打破するべく期待されているのが、最新技術を駆使したA.I.チャットボット『ASK FRISK』だ。
『ASK FRISK』の仕組みは、悩みを入力するとA.I.からのアドバイスが返信され、チャット形式でメッセージをやり取りすることで解決策を探るというもの。人間同士のコミュニケーションが滞りがちなビジネスシーンにおいて、A.I.チャットボットの存在は無限の可能性を秘めている。
いったい、どんなITベンチャーが開発したのか……と気になってしまうが、実はこの『ASK FRISK』、なんとも意外な組み合わせによって生み出された。その名のとおり、清涼菓子の「フリスク」。そしてインテリ芸人として知られるロザン宇治原氏だ! 監修を務めた宇治原氏自身も、驚きを隠せない様子で……。
「最初にこのプロジェクトについて聞いたとき、僕自身もどういうことかと話を飲み込むのに時間がかかりました(笑)。今、A.I.やSNSのチャット機能はどんどん進化しているじゃないですか? 『A.I.チャットボットでこんなことができるんだ』という面に興味を持ちましたね」
『ASK FRISK』では相談を入力すると、その内容を判断してA.I.が答えを出してくれるのだが、宇治原氏は開発するにあたって雛形となる質問と回答をすべてチェック。これにより、あたかも宇治原氏とチャットしているようなリアリティが実現した。
「非常に多くの回答パターンを確認し、自分のニュアンスに近づけるという作業です。かなり、自分のエネルギーを注入しましたよ! 人間関係や働き方、時間の使い方にまつわる質問が多かったですけど、なかには僕自身に関するものもあったりして、面白かったですね。ユーザーの方には本気で悩んでいる人もいれば、暇つぶしに使ってみようという人もいると思うので、幅広い使い方ができるよう意識しました」
さて、前出の調査のとおり、約4割のビジネスマンは仕事で悩んでいるのに、その半数以上が相談できずにいる。そんな現状を宇治原氏はどう思っているのだろうか?
「そもそも、誰かに相談することが昔に比べて減ったのかもしれませんね。僕はコンビでやっているので、相方という強力な味方がいます。ビジネスマンの方にもそういう“相方”がいれば楽かもしれないですね。『ASK FRISK』が、そういう役割をはたせればいいなと思います。今はSNSで簡単にいろんな人と繋がれますが、そのぶん、いつでも関係を断ち切れてしまう。そんな時代においては、なんのしがらみもないA.I.のほうが本音で相談できるんじゃないかと思います」
また、前述の調査では「仕事の効率性」に関しての悩みも多かった。コミュニケーションと効率、そのバランスをうまく取るにはどうすればいいのだろう?
「僕の場合、新しいことに取り組むときはコミュニケーションを重視します。ある程度、情報を集めてからは効率性に比重を増やしていきますね。たとえば、お笑いの世界でも、新しいゲストの方が来てくださるときは必ず下調べをして、本番前に話すようにしています。反対にレギュラー番組などでは、打ち合わせをせずに始めたほうが面白かったりする。そういう使い分けもいいかもしれません」
実は『ASK FRISK』でも、自分が効率性とコミュニケーション力、どちらを重視するタイプか確かめられる。まずはロザン宇治原氏に「職場に馴染めない」「残業が多すぎて辛い」などの悩みを相談することができる。さらに仕事で役立つ格言と共に、効率性を重視するタイプには長く味わいが続く「フリスク ネオ」、コミュニケーション力を重視するタイプには30分息キレイが長続きの「フリスク クリーンブレス」から、どちらがオススメか教えてくれるのだ。
どちらもフリスク大粒タブレットシリーズの商品だが、宇治原氏もビジネスシーンで食べる機会が多いという。
「特に仕事前や打ち合わせのときですね。自分のスイッチを入れたいときに食べます。調査のとおり、大半のビジネスマンは悩んでいるのが普通。むしろ悩みは向上心の表れです。『ASK FRISK』に相談したり、フリスクを食べてリフレッシュしたり、まずは悩みを溜め込まないことですね」
大粒タブレットのフリスクを頬張りながら、宇治原氏の思いが宿ったA.I.チャットボットに悩みを打ち明けてみてはいかがだろう?
提供:クラシエフーズ株式会社