「妻」からすればパパ活も愛人関係も一緒。リスクヘッジ視点で比較する「愛人」と「パパ活」<現役愛人が説く経済学51>
前回は「愛人関係と「パパ活」は何が違うのか? 愛人視点で解説する」として、短期スパンで異性をとっかえひっかえするのがパパ活、長期的視野で関係を築くのが愛人関係であるとご説明いたしました。
先日、六本木や西麻布で遊ぶのが好き、という不動産マン(Iさん)と出会いました。Iさんは妻子もちの42歳です。
Iさん:「この前、西麻布で知り合った女の子とデートしていたら、奥さんにLINEが見つかっちゃってさぁ」と、こぼすIさん。
私:「どうやって言い訳したんですか?」
Iさん:「もう、平謝りだよ。離婚はありえないから、50万円くらいのブランドバッグを買って許してもらった」
彼は浮気がバレるたびに謝罪し、奥様に高級ブランド品を買い与えて許しを乞うておられます。
女子大生との合コンなど、遊びを繰り返すIさんに対し、奥様は「今回は50万で許してやるけど、『パパ活』みたいなのは絶対に許さないからね!」と言ったそうです。
「奥さんはね、合コンとか風俗とかキャバクラはいいけど、『パパ活』だけは許せないんだって。パパ活やったら即離婚だ! 相手の女からも慰謝料を取るって脅されてるよ~」
彼はパパ活を、「若い女を対象とした気軽な遊びの一種」と考えておられます。実際、パパ活市場に参入する男女は、食事だけで何度か会っておしまい、互いに本名も明かさず嘘で塗り固めたような関係が多いですから、男性からすれば「火遊び」と捉える向きも多いようです。
しかし既婚女性にとっては違うのです。奥様方にとって、パパ活とは「夫が若い女にガチ恋して入れ込み、金銭的援助をする」行為、もしくは援助交際であり、生理的に受付けないほどの嫌悪感をもたらします。それは、愛人を前に怒り狂う妻とまったく同じ反応です。
当事者にすれば「私のやっていることは気軽なパパ活だ」「長期的な愛人関係だ」と分類があるものです。が、奥様にとっては、どちらも同じ愚行にすぎません。
こんにちは、東條才子と申します。これまで複数のお金持ちを対象に「愛人ビジネス」を展開してまいりました。現在のお取引件数は落ち着き、常時3~4名ほどです。既婚女性にとっては全て愚行
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