独裁と対米姿勢を強めるベネズエラのマドゥロ政権。トランプは軍事介入したくてたまらない!?
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マドゥロはロシアそして中国と軍事協力に署名している。マドゥロの要請に応えてプーチン大統領がベネズエラに戦闘機を送って米国を刺激させるようなことは控えると思われるが、これまでもロシア軍艦のベネズエラへの寄港はある。また、ロシアのライフルAK-1103の現地での生産も計画されている。(参照:「teleSUR」)
コロンビアが北大西洋条約機構(NATO)に今年加盟したことも、マドゥロは米国からの侵攻をより警戒するようになっているという。コロンビアには米軍基地が8か所もあるのだ。だから、マドゥロはロシアそして中国からの軍事協力をより一層要請しているという。
今年に入ってマドゥロは民主政治を冒涜して独裁体制を維持しようとする行為が目立つようになっている。しかも食糧不足と経済危機で多くの市民が国外に脱出している。早急に民主政治を施行すべくマドゥロの独裁政権の打倒が必要になっている。
そこから米国のベネズエラへの侵攻の可能性がメディアでも新ためて取り上げられるようになっているのだ。しかし、武力介入すれば、米国にも多大の弊害をもたらす危険性もあることから、多くのメディアはそれを否定するような報じ方になっている。が、トランプ大統領自身は軍事介入の機会を窺っているというのが正解のようだ。
それを裏付けるかのように、昨年8月10日のホワイトハウスでの閣僚と幹部が集まっての会議の席で大統領がベネズエラに侵攻することについて質問していたことが、その会議に出席していたある一人の人物によって今年7月にメディアを通して明らかにされた。
米国議会でラテンアメリカの政治に関して最も影響力のある政治家とされている共和党のマルコ・ルビオ上院議員は8月30日、ジョン・ボルトン大統領補佐官との会談の後の記者会見で次のように述べた。
「ベネズエラについての解決は軍事的ではなく平和的な解決を私はいつも望んでいた。(ベネズエラには)国民によって選ばれる国民議会が、この独裁者(マドゥロ)によって歪められてしまった」
「米軍は国家の安全が脅かされた時だけに出動するものと私は考えている」
「ベネズエラとニコラス・マドゥロの政治体制は今、周辺地域及び米国にとって脅威となっている」
そしてボルトン氏との会談で、マドゥロは麻薬密売組織、ゲリラ武装グループそしてテロリストを支援して隣国のコロンビアを脅かしていることを双方で確認したという。
その上で、ルビオは「マドゥロがプーチンに戦闘機の提供を依頼する、或いは(ロシアの)基地を設けるいうことにでもなれば事態は急激に変化する」「状況は変化したように思う」と述べて、これまで平和的解決を望んでいたルビオも遂に米軍の軍事介入も否定しない立場を示した。(参照:「マドゥロ政権の中露接近などで浮上するアメリカの軍事介入
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