モナコインを自腹で宣伝した男が注目する「これから来るサービス」とは?

「モナコイン」を宣伝

田中Daisuke Shosaki氏は100万円の広告費を自腹で投じて「モナコイン」を宣伝した

 昨年の仮想通貨バブルで多数の億り人が誕生したが、1月以降の低迷相場で仮想通貨トレーダーも意気消沈。今なお生き残っている投資家は、いかにして稼いでいるのか? リーマン・ショックなど数々の金融危機を乗り越えてきた為替トレーダーや、仮想通貨と為替を操る二刀流トレーダーも交え、最強投資家たちが大激突!

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 ’17年10月、秋葉原駅前のビルに流れた広告映像が話題をさらった。「2ちゃんねるから生まれた仮想通貨」であるモナコインの広告だ。その広告を支払ったのは仮想通貨投資家の田中氏だった。 「みんなが思っていないことをやったら、面白いかなと思ったので。費用は諸々含めて100万円くらいでした」  自腹というから、“モナ愛”は相当なもの。そんな田中氏の資産の源泉となったのは’15年に投じた10万円だ。 「安心して使える取引所ができたら買ってみようと思い、ビットフライヤーが開業した’15年5月に10万円で1.3BTCほど買ったんです。エンジニアなので、自作のbot(自動売買プログラム)を使った取引も始めました」  当初、田中氏が使っていたのは「マーケットメイク」を行うbot。板の状況を見ながら、一番安い売り注文の少し下、一番高い買い注文の少し上などに注文を並べ、わずかな利幅を抜いていくbotだ。その後、仮想通貨取引所が増えだしたため、2取引所間のアービトラージ(サヤ取り)も行うようになったという。 「以前は取引所によってはビットコイン価格が数万円も開くことがあったんです。そのサヤを取るだけで稼げた。今は市場の効率化が進んでサヤは縮小していますが、流動性の高いイーサリアムなどのアルトコインでサヤを狙うbotを動かしています」
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裁量トレードでは採掘に着目
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