その質問とは
「自分と関わる人が豊かになるためには?」
という問いです。
自分が豊かになることを考えるのではなくて
【自分と関わる人が豊かになっていくこと】を、考えていくのです。
そしてこれは、難しいことや大いなることをやる必要もなくて、単純なことでいいから、自分と関わった人がちょっとでも豊かになるような関わり方ができる自分になるように心がける。
「自分と関わる人が豊かになるためには?」
この問いに答えながらそのためにできることをやる。この単純な繰り返しをするだけで、ぼくはお金が自然にどんどん増えていくようになっていっきました。
ポイントは、お金を増やすためにそれをやるのではなく
【ただ純粋に関わる人が豊かになることを考える】ということ。毎日の中で、今日あなたと関わった人が、少しでも豊かな気持ちになる。
そんな機会が増えていけばいくほど、おのずと自分の未来も、より豊かなものになっていきます。
この問いをするのに特にオススメなのは、お客様と直接関わりがある
営業マンの方や、
接客業をされている方。
お客様に商品を買ってもらうことを目的にすると、いやらしい接客になってしまうものではないでしょうか。
でも、「目の前のお客様がわたしと関わることで豊かになるためには?」という形で、今日の質問を応用して活用していくと、商品を売ることを意識するのではなくて、純粋に目の前のお客様が求めるニーズにフォーカスできる様にもなります。
そうやって、少しでも相手に対してよい関わりができた時に初めて、「あなたから商品を買いたい」と、思ってもらえる心理状態ができるもの。
特にオススメなのは朝出発する時や仕事が始まるタイミングで「今日わたしが関わるお客様が、少しでも豊かになるためには?」と、自分に問いかけてから、仕事や人とのアポをスタートする。
この問いがあるのとないのとでは行動の質が確実に変わるのは、容易にイメージができると思います。
より多くの人を豊かにした分だけ、自分はより豊かになっていける。
日々の中で自分に問いかけていることの質を変えるだけで、生まれる成果は確実に変わります。今回の問いをあなたの日常にご活用いただくことで、より豊かな人生を過ごすきっかけになれば何よりです。
【伊藤勇司】
日本メンタルヘルス協会カウンセラー。引越業に従事していた頃、「部屋と心の相関性」に着目し、1000軒以上の現場をもとに独自の「空間心理」理論を確立。片づけの悩みを心理的な側面から解決する「空間心理カウンセラー」として2008年に独立。セミナー、講演、セッションを、これまで約10,000名に実施。クライアントは主婦から企業経営者、作家などまで幅広い。著書に、最新刊『
座敷わらしに好かれる部屋、貧乏神が取りつく部屋』(WAVE出版)10万部を突破中の『
部屋は自分の心を映す鏡でした。』(日本文芸社)。
空間心理カウンセラー・伊藤勇司公式ブログ
https://ameblo.jp/heya-kokoro/