いよいよ開催。こんな見方も面白い!? データで見るW杯

西野監督

そもそも本戦出場国でのFIFAランキングが下から3番目の日本代表。勝算はあるか? 撮影/難波雄史

 いよいよ目前に迫ったロシアW杯。4年に一度のお祭りだけに、日本代表はもちろん、他国の試合も見逃せない。どのチームがグループステージ突破を決めるのかと、予想を立てている読者も多いだろう。そこで今回はサッカーに限らず、さまざまなデータから導きだされた出場国のランキングを分析してみた。

一人当たりの平均年俸はブラジルが1位

 まずは今年に入ってから何度も目にしたFIFAランキングの最新版。(6月7日発表)。同じグループの順位ばかりがクローズアップされがちだが、実は全体でも日本より下にいるのは同じアジアのサウジアラビアと開催国のロシアのみ。日本はお隣の韓国や初出場のパナマよりも低く、これまで“アジアの盟主”を名乗ってきたことを考えると、かなり寂しい結果となっている。 「FIFAランキング」 上位5か国 1位 ドイツ 2位 ブラジル 3位 ベルギー 4位 ポルトガル 5位 アルゼンチン 下位5か国 55位 パナマ(初出場) 57位 韓国 61位 日本 67位 サウジアラビア 70位 ロシア グループH ポーランド (8位) コロンビア (16位) セネガル (27位) 日本 (61位)  しかし、このランキングを見て悲観するのは早計だ。FIFAランキングでは公式の代表戦の結果によってポイントが付与されるが、試合の重要度やチームが所属している連盟などの基準に基づいた過去4年間のポイントも関わってくる。’16年にEUROを戦ったポーランド(ベスト8)、コパ・アメリカを戦ったコロンビア(3位)に比べ、’15年に散々な結果に終ったアジア杯を戦ったきりの日本は、このランキングではやや不利とも言えるだろう。  では、はたして年俸で勝負したら、どのような結果になるのか? 『デイリーメール』紙のウェブ版で発表された各国代表選手の平均年俸を見てみると、給料の金額で勝負した場合、決勝戦はブラジル対スペインというカードに。パリサンジェルマンで天文学的な給料をもらっているネイマール効果も手伝い、チームの平均年俸は日本円にして8億5000万円以上! ちなみに2位のスペインも一人当たり平均8億円をもらっている。 「選手一人当たりの平均年俸」 上位5か国 1位 ブラジル (約8億5000万円) 2位 スペイン (約8億円) 3位 ベルギー (約7億6800万円) 4位 フランス (約7億6700万円) 5位 ドイツ (約7億1700万円) 下位5か国 28位 コスタリカ (約9300万円) 29位 ペルー (約8200万円) 30位 チュニジア(約6500万円) 31位 イラン (約5300万円) 32位 パナマ (約2200万円) グループH コロンビア (約2億7800万円) ポーランド (約2億4800万円) セネガル (約2億4500万円) 日本 (約1億5000万円)  全出場国中、一人当たりの平均年俸がもっとも低かったのはパナマ(約2200万円)。同じグループにはFIFAランキング3位、平均年俸も7億6800万円で3位のベルギーがおり、もし勝つことがあれば歴史に残る番狂わせとなるだろう。薄給のサラリーマンとしては彼らの奮闘に期待したいところだ。  日本が所属するグループHでは、平均約2億7800万円でコロンビアが1位に。2億4800万円のポーランドと2億4500万円のセネガルが続き、1億5000万円の日本は最下位となった。海外組が15人も選出されたわりに、FIFAランキングに続いて給料でもグループビリという結果はややショック……。
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欧州5大リーグ所属人数は?
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