引きこもりニートから「億り人」へ…「カードローン100万円を仮想通貨に突っ込みました」

「日本の大手メガバンクがリップル関連の企業連合に参加するとのニュースが暴騰のきっかけでした。毎朝起きると資産が2倍になっているような状況で、このときは興奮が止まりませんでした。小刻みに利確を続け、資産は2か月で2500万円へと増加しました」  生活のメドが立ち、借金も整理したポイン氏は仮想通貨への投資を進めていく。いわゆる「ガチホ」(長期保有)だけでなく、数日から数週間単位での売買を行って、相場が上昇傾向だったこともあり、資産はついに億を超えた。  しかし、XRPはすでに100円近くへと上昇し、短期間でのさらなる暴騰を期待するにはもう遅い。「第二のポイン」を目指すなら、オススメのテクはあるのだろうか。 「今なら『取引所トークン』が狙い目ですね。仮想通貨取引所が発行する独自の仮想通貨です。世界でもトップレベルの出来高がある中国発の取引所・バイナンスが発行したバイナンスコイン(BNB)は2か月で30倍以上に値上がりしました。取引所トークンの魅力は『買い戻し』にも。取引所の利益を使って発行済みトークンを買い戻してくれることがあるんです」
バイナンスコイン(BNB)は30倍!

【バイナンスコイン(BNB)は30倍!】当初の10円程度から最大3000円まで急騰。取引所トークンブームの立役者となった。取引手数料の優遇など実用性の高さも人気の理由だ

「買戻し」とは株で言う「自社株買い」のことだ。 「トークンが買い戻されれば流通量が減りますから、値上がりしやすくなります。最近では狙った取引所トークンが値下がりする場面を狙って、ひたすら買い増しを続けているんです」  仮想通貨の広まりとともに取引所の出来高も増加中だ。そうなれば、取引所トークンへ物色の手が伸びる可能性は高い。 「世界的に取引所トークン熱が高まりつつありますが、まだ割安なまま放置されている取引所トークンがあります。Huobiトークン(HT)もそのひとつです」
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オススメ取引所トークン3選
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上場企業に入社するも、長時間労働による過労で倒れる。失職時の借金は600万円――著者・ポインを襲った絶体絶命のピンチを救ったのは、仮想通貨だった。