三越のライオンが「ねこ」に!?――猫の手も借りたい!デパートで増える「ねこ系アートイベント」
百貨店不況が叫ばれるこの時代、百貨店がまさに「猫の手も借りたい」状況であることは言うまでもない。百貨店来店客の年齢層が高くなるなか、「ねこ系アートイベント」は幅広い客層を呼び込むことができる「百貨店の救世主」になりつつあるのだ。
折しも日本橋三越本店では「カルチャーリゾート百貨店」をテーマとした改装工事を実施中で、一部はこの春から明るい雰囲気の売場へとリニューアルオープンしている。ちょうど今が「幅広い客層に来店してもらい、新たな売場を体感して欲しい」ときであろう。
「日本橋三越本店」の「ねこ・猫・ネコまつり」は5月13日まで全館で開催されている。
日本橋を訪れた際には三越へと足を運び、新しい売場を体感しつつ「ライオンに憧れたねこ像」と記念写真を撮ってみてはどうだろうか。
<文/若杉優貴 取材・撮影/淡川雄太(都市商業研究所)>
【都市商業研究所】
若手研究者で作る「商業」と「まちづくり」の研究団体。Webサイト「都商研ニュース」では、研究員の独自取材や各社のプレスリリースなどを基に、商業とまちづくりに興味がある人に対して「都市」と「商業」の動きを分かりやすく解説している。Twitterアカウントは「@toshouken」
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