「インフルエンサー」本人が業界の実情や諸問題について赤裸々に話す集中連載(写真は筆者がモデルをつとめた小林修士写真集「密会」より)
はじめまして、桂華と申します。フリーのモデル、コスプレイヤー、インフルエンサー、そしてキャスティング事業の代表をしています。
ここ数年、「インフルエンサー」という言葉を聞くことが多いですよね?
一応おさらいしておくと、これは「Influence(影響力)」を語源としたもので、企業からプロモーションの依頼を受け、SNSを使って告知したりPRをする職業を指します。
その分、SNSで影響力がなければなりません。まさに、現代の新しい職業と言えるでしょう。私も、このインフルエンサーを生業にしています。
どのようにして、インフルエンサーになったのか?
私は当初はSNSでモデルとして活動していました。そして、知名度を少しずつ上げていくため地道に写真を上げたり、SNSを使ってどのように効果的に自分をアピールするか日々研究を重ねてきました。そんな中でプロカメラマンの目に留まり、トークショーや書籍やイベントなどの出演が増え、今に至ります。
最初は会社員と兼業でやっていましたが、今年に入って会社を退職。インフルエンサーのキャスティング事業も立ち上げました。
インフルエンサーと一口にいっても、その種類はさまざまです。
・フリーモデル
・コスプレイヤー
・アイドル
・旅行、メイクなど専門的なテーマを持つインフルエンサー
などなど…
自分の得意分野を生かし、世界中のSNSで発信するすべての人たちがインフルエンサーと言えるでしょう。
しかし今、そんなインフルエンサーの現状が危ないところに来ていることも分かりました。