続いてグループ部門。こちらもありとあらゆる名前が挙がったが、上位はやはり国民的人気を誇るグループに票が固まった。
3位は
EXILE(13票)。平昌五輪でも韓国ボーイズボーカルグループの「exo」が閉会式を飾ったが、韓国では抵抗感を示す人も多かった。日本でも似たような感覚があるのかもしれない。しかし、キレキレのダンスなどは大会場でも映えるように思えるのだが。
そして、30票を獲得して2位となったのは
ジャニーズ事務所所属グループだった。
そのうち最も多かったのは「嵐」(8票)。SMAPなき今、ジャニーズを背負って立つ存在といっても過言ではない嵐はアジア圏での人気も高く、国家行事の出演にも相応しいようにも思える。また、常に大観衆を相手に堂々のパフォーマンスをしているゆえに、大舞台でもなんら問題なさそうなのだが……。
「2020年東京五輪開会式に出てほしくない芸能人」グループ部門2位の結果はこれ!
そして、堂々の1位は
AKB48(41票)。
「2020年東京五輪開会式に出てほしくない芸能人」グループ部門1位
秋元康プロデュースのグループをすべて含めると52票、秋元氏本人を加えると53票を獲得。圧倒的な強さを見せつけたのだった。
ジャニーズのアイドル同様、アジア圏でも知名度は高いのだが、知名度や露出度が圧倒的に高いためにアンチの票も集めてしまったようだ。
また、秋元氏は東京五輪組織委員会理事に就任しており、開会式のプロデュースを担当することが有力視されている。
そのため、2014年には同氏の理事起用の中止を求めネット署名サイト「Change.org」で1万3622名が署名する騒動となったが、秋元氏はSNS上で「あるわけないだろ。国の大事な行事だぞ。」ときっぱり否定している。
だが、前述のとおり平昌五輪という前例ができた今、秋元氏プロデュースでAKBが登場するのも「絶対ない」とは言い切れないのが現状だろう。
その他の回答結果は以下のとおり。2年後も活動しているか断言できないグループが1、2組含まれているものの、基本的には現時点の露出の多さによって左右されている結果に。
ダウンタウン 2
ゆず 2
オードリー 1
ココリコ 1
たけし軍団 1
ダチョウ倶楽部 1
とんねるず 1
にゃんこスター 1
ニューヨーク 1
ウーマンラッシュアワー 1
森三中 1
りゅうちぇる&ぺこ 1
万人が支持する人というのもそういないわけで、人気があればあるほど否定派の声も聞こえやすくなるということを考えれば上位3グループは、やはり国民的な関心を集めていると言ってよく、さすがといったところだ。
お隣韓国でもアイドル登場に賛否が巻き起こったように、誰が出ても賛否の声は出るだろう。それも含めて楽しめるのがオリンピック。
ただ、ここで名前が挙がった人が出るにしろ、そうでないにしろ、東京五輪の開会式・閉会式に登場する有名人には、ぜひとも活躍してもらい、世界に恥じない素晴らしい式典にしてくれることを期待したい。
<文・HBO編集部>