<現役愛人が説く経済学24>愛人バンクに登録している女は、男の何を見ているのか

愛人バンクに登録する男性のペルソナ

 愛人バンクに登録すると、女性のランクにもよりますが、週に1回は男性会員からの「デート」の申込みがございます。そうして、何名もの男性とお会いしているうち、登録男性のペルソナ(属性)が分かってきました。  それは、以下のようなものです。 ・都内在住、または出張で都内を頻繁に訪れる ・年収は1000万円以上だが、億単位ではない ・年齢は40代から60代 ・妻子がいる  更に細かく見ていきますと、 ・銀座や六本木のクラブで散財するほどの余裕はなく、ホステスやキャバ嬢と遊ぶのはそこまで好きではない ・そもそも「玄人」があまり好きではない ・よって、性風俗へはできるだけ行きたくないと思っているし、ほとんど行かない ・だが、性欲や男性としての承認欲求はあり、若い女性と出会いたいと強く願っている ・「素人」の女性で、仕事を頑張っている子を応援したい  マーケティングアプローチで最も重要なのは、相手を知ることです。  多くの男性と出会った結果、私は上記のような「ターゲットのペルソナ」を分析いたしました。初対面の男性でも、多くが上記の属性に当てはまることが理解できていれば、その後の愛人マーケティングがうまくいきやすいのです。自分を売り込むには、まず相手を知ること。これは、ビジネスの基本とも重なるのではないでしょうか。 <文・東條才子>
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