コンビニのお釣りを100円単位で投資できる新サービスの実力とは
2018.02.23
毎月1万円を10年間投資するのと、一度に投資するのでは、長期分散投資のほうがリスクが少ない。’07年から’17年の間に毎月1万円を投資した場合と、一度に投資した場合の資産推移では、一度に投資した場合、TOPIXよりも日本国債に投資したほうがパフォーマンスがいいが、分散投資をすると、TOPIXのほうが日本国債よりも大きなリターンを出している。
「リーマンショック、東日本大震災、アベノミクスなど大きな出来事があったこの10年ですが、だからこそ、同じ金額を投資するなら長期分散投資をしたほうが、リスクがずっと低くなることがわかると思います」(藤井氏)
クレジットカードや電子マネーだけでなく、マネーフォワードなどの家計簿アプリと連動すればそのデータからおつり情報が捕捉される。ANAのマイルや、ニチガス、お小遣いサイト・げん玉が提供するポイントサービス・ポイントエクスチェンジとも連動されており、今後どんどん汎用性は広がっていく。毎月の会費(300円。最初の3か月は無料)、年0.3%の運用報酬を加味しても、メリットは多そうだ。
【トラノテック・藤井亮助氏】
「トラノコ」の取締役(PR管掌)。「入会時に必要な登録情報を最小限に抑えて、会社名などは不問で、年収もざっくり選択するだけという手軽さです」http://www.toranotec.com
図版/ミューズグラフィック
― 買い物の「おつり」で投資できる新サービスがスゴい! ―
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